この記事では、転職エージェントの面談で伝えるべき内容について詳しく解説します。
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- 転職エージェントの面談で伝えるべき内容とは?服装や注意点を解説
転職エージェントでは、登録者1人につきキャリアアドバイザーが担当者として付きます。
その担当者との面談を繰り返して、希望に沿った求人を紹介してもらう流れになっています。
そんな転職エージェントの面談について、「面談では何を伝えれば良い?」「どんな服装が適しているの?」などと悩まれることがあるのではないでしょうか。
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転職FIELD編集部
面談時の服装や抑えておきたい注意点などもご紹介しているので、転職エージェントの利用を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
転職エージェントの面談で伝えるべき内容
転職エージェントを利用して転職を成功させるうえで、担当者との面談は大切なことです。
面談を通して「どんな求人が良いのか」「いつまでに転職したいのか」などという認識を担当者と一致されるため、いくつか伝えるべき内容があります。
転職エージェントの面談で伝えるべき内容を6つに分けてご紹介します。
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転職FIELD編集部
意味のある面談にするためにも、下記の内容を参考にしてみてください。
転職したい理由
転職エージェントの面談では「将来のこと」を伝えがちですが、「なぜ、転職したいのか」ということを伝えることが大切です。例えば、残業の多さが転職理由だっとします。
その転職理由を面談で伝えておくと、残業の少ない企業を紹介してもらうことが可能です。
もし、伝えなければ転職後に残業の多さが発覚し、後悔する可能性が考えられます。
納得した転職先を見つけるためにも、面談では転職したい理由を伝えるべきです。
ただし、転職したい理由を公にしたくない方もいると思います。
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転職FIELD編集部
その場合は、自分の気持ちを優先し無理に伝える必要はありません。
参考転職エージェントの面談は何するの?準備や好印象になるコツを解説
転職を希望する業界・職種
担当者から質問されると思いますが、面談では転職を希望する業界・職種を伝えるようにしてください。その理由は、希望に沿った求人を的確に紹介してもらうためです。
転職したい業界・職種が完全に決まっている方は、「不動産業界の営業職」「IT業界のマーケティング職」など詳しく伝えることをおすすめします。もし、それほど業界・職種を決められていない場合は、興味のある業界や経験のある職種を伝えるようにしてください。
また、希望する業界・職種の経験があるのか、ということも伝えるべきです。
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転職FIELD編集部
転職市場において経験の有無は1つの判断基準になるため、面談で伝えることが大切になります。
転職先に求める条件
転職後に後悔しないためには、面談で転職先に求める条件を伝えることが大切です。
転職先に求める条件として下記のものが挙げられます。
転職先に求める条件の例
- 転職先の職場環境
- 通勤時間
- 住宅や通勤に関する手当
- 昇給制度やボーナス制度
- 残業時間 など
上記の中から譲れない条件を2〜3つほど面談で伝えることをおすすめします。
もし、「福利厚生は〇〇、通勤時間は30分以内、住宅手当は3万円以上、残業時間は月に15時間以内」など多くの条件を伝えてしまうと、条件を満たしている求人を探すことに時間がかかります。
求人に応募することが転職活動の第一歩でもあるため、求める条件は伝えすぎないことをおすすめします。
転職したい明確な時期
転職エージェントでは、担当者と二人三脚で転職活動を進めていきます。
そのため面談では、転職したい明確な時期を伝えるようにしてください。
1カ月後に転職したい人と4カ月後に転職したい人では、担当者のサポート内容が変わります。
自分に合ったサポートを受けるためには、転職したい明確な時期を伝えるべきです。
また、転職したい時期を伝えることで、「いま、何をすれば良いのか」「何を準備すべきなのか」ということを詳しく教えてくれます。
転職エージェントの面談ポイント|転職したい明確な時期を伝える
スムーズに転職活動が進むようにサポートしてくれるので、面談では「いつまでに転職したい」ということを伝えるようにしてください。
求めるサポート内容
転職エージェントでは、企業を想定した面接対策や必要書類の添削など幅広くサポートしてくれます。転職エージェントを利用して転職を成功させるには、自分が必要するサポートだけを受けるべきです。
例えば、面接に自信がある方は、面接対策よりも提出する書類対策に時間を費やすことが大切です。必要ないサポートは断ることができるので、面談で伝えるようにしてください。
転職エージェントで受けられる主なサポート内容は下記の通りです。
- 企業を想定した面接対策
- 必要書類の準備サポート
- 必要書類の添削
- 転職市場に関する情報共有
- 円満退職に関するアドバイス など
転職エージェントによって受けられるサポート内容に違いがあるので、「どんなサポートを受けられるのか」ということを事前に確認しておくべきです。
連絡の取れる時間帯
転職エージェントの面談で伝えるべき最後の内容が、連絡の取れる時間帯です。
連絡の取れる時間帯を伝える理由は、会社に転職がバレないようにするためになります。
連絡の取れる時間帯を伝えていない場合は、「いつ、電話が来るか分からない」という状況になり、職場の人とランチしているときや上司との会議中に電話が来るかもしれません。
そのようなトラブルを防ぐために、面談で連絡の取れる時間帯を伝えておくべきです。
転職エージェントによっては夜の10時頃までサポートに対応しているため、仕事中の連絡を断ることもできます。
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転職FIELD編集部
転職エージェント別の対応時間はこちらの記事より参考にしてみてください。
転職エージェントの面談で注意すべき点
転職エージェントの面談では、いくつか抑えておきたい注意点があります。
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転職FIELD編集部
転職エージェントを利用して転職を成功させるためにも、下記の注意点を参考にしてみてください。
転職エージェントの面談の注意点とは
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無断欠席・遅刻しないようにする
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伝えたいことを前日に準備しておく
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担当者との認識を一致させる
参考転職エージェントとの面談って?現役転職エージェントが服装から準備まで気になることに回答!
無断欠席・遅刻しないようにする
上記でお伝えした通り、転職エージェントでは担当者と二人三脚で転職活動を進めます。
担当者との関係性が大切になるため、面談を無断欠席・遅刻しないように注意してください。
面談の無断欠席・遅刻は担当者からの印象が悪くなることで、丁寧なサポートを受けられなくなるかもしれません。
担当者に媚びを売る必要はありませんが、良好な関係を築けるように工夫することが大切です。
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転職FIELD編集部
もし、面談を欠席・遅刻する場合は、電話で連絡するようにしてください。
伝えたいことを前日に準備しておく
面談は転職成功に直結する大切なことになるので、伝えたいことを前日までに準備しておくことが大切です。
上記でお伝えした6つの内容以外にも、伝えておきたいことがある場合は準備しておくことをおすすめします。
また、頭の中で考えるだけではなく、メモなどに残しておくことも大切です。
転職エージェントとの面談事前準備の注意点
面談中はテンポ良く受け答えするため、伝えることを忘れてしまうことが多々あります。
伝え忘れがないようにするには、メモなどに残しておく方法がおすすめです。
参考転職エージェント面談の準備や流れ!よい企業を紹介してもらうには?
担当者との認識を一致させる
転職エージェントの面談では、「担当者と認識が一致しているか」ということに注意してください。
伝えたいことを伝えたとしても、担当者と認識が一致しているかは分かりません。
場合によっては、担当者が全く異なる認識をしている可能性があり、希望に沿った求人をなかなか紹介してもらえないケースも考えられます。
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転職FIELD編集部
登録者と担当者の認識が一致していなければ、転職成功につながらないため、面談の最後に「一致しているか」という確認をすべきです。
転職エージェントの面談に適している服装は?
転職エージェントの面談を受けるときは、「どんな服装が良いのだろう?」と悩まれると思います。
転職エージェントの面談時におすすめの服装は、オフィスカジュアルです。
オフィスカジュアルとは、「スーツほどフォーマルではなく、ビジネスの場でも通用する服装」になります。
オフィスカジュアルな服装をしていれば、担当者に不快な思いをさせることはないです。
ただし、「オフィスカジュアルでなければいけない」というルールはありません。
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転職FIELD編集部
私服でもスーツでも問題ないので、無理にオフィスカジュアルにこだわる必要はないです。
派手な服装はおすすめしない
面談における服装は基本的に自由なのですが、派手な服装はおすすめしないです。
転職エージェントは次なる仕事を探すためのサービスになるので、ピンクや黄色などの派手なカラーや、奇抜なデザインの服装には注意してください。
また、ある程度のフォーマルを心がけることが大切になるので、半ズボンやサンダルなどもおすすめしないです。
転職エージェントとの面談の服装に関する注意点
派手な髪色やネイルなども転職エージェントの面談には適していないと考えられるので、「担当者に失礼ではないか」ということを意識してください。
面接までにビジネススーツを準備しておく
応募した企業との面接時の服装は、ビジネススーツが最適です。
そのため面接までにビジネススーツを準備しておくことが大切になります。
ビジネスシーンに適しているスーツであれば、面接を受ける企業からの印象が悪くなることはありません。
オフィスカジュアルでは印象が悪くなる可能性があるので、注意してください。
採用面接のスーツに関する注意点
また、リクルートスーツはおすすめしないです。リクルートスーツは大学生が就職活動で着用するイメージが定着しているため、頼りない印象を与えてしまいます。転職では即戦力で活躍できることをアピールすべきなので、ビジネススーツを着用するようにしてください。
参考転職エージェントとの電話面談では何が聞かれる?メリットや注意点を紹介
転職エージェントの面談に関するQ&A
転職エージェントの面談について気になることは多いと思います。
そこで、転職エージェントの面談に関するQ&Aをいくつかご紹介します。
疑問・不安を払拭して面談を受けられるように、下記のQ&Aを参考にしてみてください。
転職エージェントの面談は必須ですか?
転職エージェントでは、担当者との面談が必須となります。
面談の日程を変更することは可能ですが、「面談しない」という選択肢はありません。
ただし、初回面談以外は断ることができます。「初回面談の希望通りに求人紹介をお願いします。」と伝えると、2回目以降の面談を断ることが可能です。
転職エージェントによっては、面接対策や入社条件の確認のために面談が実施されることがあるので、「どのような内容の面談なのか」ということは確認すべきです。
オンラインで面談は受けられますか?
転職エージェントの面談をオンラインで受けることは可能です。
転職エージェントの面談では、「対面・オンライン・電話」の3タイプが用意されていて、自分の都合に合わせて選ぶことができます。
どの面談タイプでも内容は変わりません。
ただし、電話での面談は担当者の顔が見えないため、内容が伝わりにくい傾向があります。
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転職FIELD編集部
時間に余裕がある方は、「対面・オンライン」での面談をおすすめします。
参考転職エージェントの面談に必要な持ち物は?質問すべきことについても解説
面談は一回きりですか?
転職エージェントの面談は、一回きりではありません。
転職活動の進み具合によって異なりますが、最低でも2〜3回は面談が実施されます。
「無料で受けられる面談は、〇回まで」などと決まっているわけではないので、登録者が希望すれば何回でも面談を受けることが可能です。
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転職FIELD編集部
面談すればするほど、担当者との認識が一致するため、納得した転職を成功させたい方には面談を繰り返すことをおすすめします。
面談の時間はどれぐらいですか?
転職エージェントや担当者によって異なりますが、面談の時間は「1時間前後」です。
初回面談では1時間以上になることがあり、順調に転職活動が進んでいる場合は30分前後で面談が終わることもあります。
初回面談でも1時間30分を超えることはありませんが、時間には余裕を持って面談を受けることをおすすめします。
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転職FIELD編集部
もし、スケジュール的に面談時間が限られている場合は、前日までに担当者に伝えておくようにしてください。
面談後に担当者は変更できますか?
転職エージェントの担当者を変更することは可能です。
キャリアアドバイザーは多数在籍しているので、すぐに担当者を変更してもらえます。
担当者の変更方法は転職エージェントによって異なりますが、電話もしくはWebサイトから変更依頼することをおすすめします。
「担当者変更フォーム」などが設けられている転職エージェントは多いので、スムーズに変更依頼することが可能です。
転職エージェントとの相性は重要
転職エージェントでは担当者と二人三脚で転職活動を進めるため、満足できない点がある場合は遠慮なく変更依頼するようにしてください。
参考【注意】転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと
面談をキャンセルすると料金は発生しますか?
転職エージェントの面談をキャンセルしても、料金が発生することはありません。
ただし、キャンセルは担当者に迷惑をかけるため、可能な限りキャンセルがないようにすべきです。
上記でお伝えした通り、担当者と良好な関係を築くことが大切になるので、キャンセルにならないようにスケジュール管理してください。
まとめ
この記事では、転職エージェントの面談で伝えるべき内容について詳しくお伝えしました。
転職エージェントを利用して転職を成功させるうえで、担当者との面談は大切です。
面談内容をもとに紹介される求人が決まるので、伝えたいことは忘れることなく伝えるようにしてください。
また、基本的に面談を受けるときの服装は「自由」ですが、担当者に不快な思いをさせないようにオフィスカジュアルをおすすめします。
この記事でお伝えした内容を参考にし、転職成功につながる面談にしてみてください。