本記事では、転職エージェントの裏事情と「使うな」と言われる悪い転職エージェントの特徴、賢い活用方法を解説します。
- TOP
- おすすめ転職エージェント
- 転職エージェントの裏事情とは?使うなと言われる理由と活用方法を徹底解説!
転職エージェントは、無料で転職活動をサポートしてくれる有益なサービスです。
しかし、口コミを見てみると「使うな」「見捨てられた」という投稿もあり、利用をためらっている方もいるかと思います。
-
転職FIELD編集部
当記事の内容
- 転職エージェントにある9つの裏事情|使うな!と言われる原因
- 裏事情を理解した上で転職エージェントを賢く利用するポイント
- 良い転職エージェントを見極めるポイント
- 使うなと言われる転職エージェントとは
- 転職エージェントに見捨てられるパターンは裏事情から理解できる
- 本音や裏事情を理解した上でも登録必須の転職エージェント
- 転職エージェントのサポート内容を解説
- 転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと
- 最後に|転職エージェントの裏事情・「使うな」の理由
転職エージェントにある9つの裏事情|使うな!と言われる原因
ここでは、転職エージェントの裏事情を紹介します。
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと
- 転職エージェントは企業から報酬を得ている
- サポートには優先順位がある
- キャリアアドバイザーは能力差がある
- 転職エージェントにはノルマがある
- スカウトメールが送られる2つの理由
- キャリアアドバイザーが応募を急かせる理由
- 転職エージェントに利用を断られる理由
- 求人票に掲載されている情報はほんの一部
- 年収交渉で大幅な年収アップはできない
転職エージェントを初めて利用する方は、裏事情を知ることで「なぜ無料で手厚いサポートを提供できるのか」「使うなという評判がある理由」を理解できます。
参考転職エージェントの裏事情とは?その実態と賢い付き合い方を解説
裏事情①転職エージェントは企業から報酬を得ている
-
転職FIELD編集部
転職エージェントは、無料で転職活動をサポートしてくれます。
求職者が無料でエージェントサービスを利用できるのは、転職エージェントが企業から人材紹介料として報酬を得ているためです。
求職者が転職エージェントを利用して転職すると、企業から転職エージェントに転職者の年収の約30%が報酬として支払われます。
転職エージェントと転職サイトの違い
転職サイトは求人票を掲載するのに料金が発生しますが、転職エージェントは求人を掲載するだけではビジネスとして成立しないため、求職者を手厚くサポートすることでスムーズに転職を成功させ、利益を得ているのです。
参考転職エージェントの裏事情とは?エージェントの裏事情を利用した転職成功法
裏事情②サポートには優先順位がある
転職エージェントは、転職成功率が高い人や転職意欲が強い人を優先してサポートします。
すべての求職者を平等にサポートしているわけではないです。
これが「使うな」という口コミが投稿される原因にもなっています。
転職エージェントのサポートの優先順位が高い人
- 転職時期が明確な人
- 市場価値が高い人
- 希望条件が現実的な人
- 転職意欲が高い人
- 定期的に進捗報告をしてくれる人
転職エージェントは、報酬を得るために求職者をサポートしています。
そのため、転職時期が不明確な人や市場価値と希望条件がアンバランスな人など、短期間での転職が見込めない人は、サポートが後回しになってしまう可能性が高いです。
-
転職FIELD編集部
最低限、「いい求人があればすぐにでも」と担当者に伝えておくことをおすすめします。
参考転職エージェントの裏事情とは?本音を踏まえた賢い付き合い方を解説
裏事情③キャリアアドバイザーはサポート能力に差がある
-
転職FIELD編集部
キャリアアドバイザーは転職サポートのプロですが、能力には個人差があります。
社会人経験や人事、採用担当を経て転身したキャリアアドバイザーがいるのと同時に、転職エージェントしか就業経験が無いキャリアアドバイザーもおり、誰が担当者になるかで転職活動が左右されがちです。
サポート力が低い担当者に当たった人からは、「自力で転職活動した方がマシ」「時間の無駄だから使うな」などの悪い口コミが投稿されています。
裏事情④転職エージェントにはノルマがある
キャリアアドバイザーには、転職成功件数のノルマが課せられています。
ノルマを達成しなければ評価が下がってしまうのは一般的な企業と同様です。
キャリアアドバイザーはノルマを達成するために、求職者に多くの求人に応募させるなどし、内定獲得の可能性を高めています。
-
転職FIELD編集部
転職エージェントのサポートを活用するのなら、転職意欲をアピールすることが大切です。
裏事情⑤スカウトメールが送られる2つの理由
転職エージェントは希望に近い求人を紹介してくれますが、それとは別にスカウトメールでミスマッチな求人も大量に送られてきます。
転職エージェントがスカウトメールを大量に送る理由は、主に以下の2つです。
- ノルマが課せられた専門業者が送信している
- 転職先の選択肢を広げようとしている
スカウトメールを停止することは可能です。
しばらく様子を見て、応募したいと思える求人が無い場合は、担当者にスカウトメールが不要である旨を伝えるか、公式サイト会員ページから配信設定を変更し、必要なメールだけを受け取るようにすれば煩わしさから解放されます。
裏事情⑥キャリアアドバイザーが応募を急かせる理由
転職エージェントは、サービス利用者が転職先に入社したタイミングで企業から報酬が支払われるシステムとなっているため、キャリアアドバイザーは、自身が担当する求職者を次々と転職させて利益を上げることが求められます。
キャリアアドバイザーにノルマが課せられているのも、これが理由です。
サービスの性質上、ミスマッチの求人に応募させようとするキャリアアドバイザーもいます。
この場合、改善を促したり、担当者を変更したりといった対応で対処可能です。
参考【裏事情を大暴露】元転職エージェントが明かす本当は知られたくない裏側
裏事情⑦転職エージェントに利用を断られる理由
転職エージェントに登録したのに、サポートを断られるケースがあります。
サポートを断られる主な理由
- 転職エージェントのサポート対象ではない
- 希望条件に合う求人を保有していない
- 希望勤務エリアがサポート対象外のエリア
- 年齢に見合ったスキルや実績がない
転職エージェントの中には、年齢や経験の有無などの条件を定めてサポートを提供しているところや、特定の目的・業種・職種に特化しているところがあります。
例えば、未経験でキャリアチェンジを目指している求職者が、キャリアアップを支援している転職エージェントに登録しても断られる可能性が高いため、相性の良い転職エージェントに登録することが転職成功には大切です。
裏事情⑧求人票に掲載されている情報はほんの一部
応募する求人を選ぶ際は、企業情報の収集が不可欠です。
求人票にはすべての情報が記載されているわけではないので、自分から行動して企業情報を収集する必要があります。
転職エージェントは、企業担当と呼ばれる営業チームが在籍しており、担当のキャリアアドバイザーが企業の内情を教えてくれることも多いです。
企業の公式サイトや口コミサイトをチェックしてみることもおすすめします。
裏事情⑨年収交渉で大幅な年収アップはできない
内定獲得後の年収交渉の相場は50〜100万円です。
年収交渉には自身の価値を示す具体的な根拠が求められます。
転職エージェントなら、キャリアアドバイザーが年収交渉を代行してくれるので安心です。
ただし、年収交渉をキャリアアドバイザーに依頼することで大幅な年収アップを期待してしまいますが、実際は多くのケースが相場の範囲内となります。
ただ、自分で交渉を行うよりも成功率は高いです。
参考【転職エージェントの裏事情】利用する際の注意点から賢い使い方を解説
裏事情を理解した上で転職エージェントを賢く利用するポイント
裏事情を知った上で転職エージェントを活用するポイントは以下の9つです。
裏事情を理解した上で転職エージェントを賢く利用するポイント
- 担当者と相性が悪いときは変更申請する
- 複数の転職エージェントに登録する
- 転職意欲をアピールする
- 面談前にキャリアプランや希望条件を明確にする
- サポートを活用する
- 転職活動の不安を正直に伝える
- 転職エージェント頼みにせず自らも情報収集する
順を追って解説していきます。
参考転職エージェントが「使えない」のは当然!現役エージェントが語る真実
①担当者と相性が悪いときは変更申請する
「転職エージェントを使うな」という口コミを投稿している人は、担当のキャリアアドバイザーと相性が合わず、満足のいくサポートが受けられなかった人が大半です。
キャリアアドバイザーと言えど、性格の不一致は起こり得ます。
また、担当者の能力によってはサポートに満足できないこともあるため、必要に応じて担当者の変更を行うことも大切です。
担当者の変更方法は、転職エージェントごとに異なります。
-
転職FIELD編集部
担当者変更の可能性を考え、メールや電話、専用フォームから変更申請ができる転職エージェントに登録するのがおすすめです。
参考【転職エージェントの裏事情】元キャリアコンサルタントが大暴露!
②複数の転職エージェントに登録する
希望に近い転職を実現するためには、マッチング率の高い求人を多く入手し、その中から応募するものを選ぶことが重要です。
転職エージェントは、各社保有している求人が異なります。
1つの転職エージェントに登録するだけでは、条件面に納得できる転職を成功させるのに十分な求人を入手することは困難です。
また、複数の転職エージェントに登録することで、複数のキャリアアドバイザーからサポートが受けられます。
-
転職FIELD編集部
転職先の選択肢や可能性を広げる上でも、複数社の併用はおすすめです。
③転職意欲をアピールする
裏事情でも記した通り、転職エージェントは、求職者が転職しなければビジネスが成り立たないため、キャリアアドバイザーには転職成功件数のノルマがあります。
転職活動のサポートに優先順位があるのはこのためです。
優先的にサポートしてもらうためには、転職意欲をアピールすることが必要になります。
転職意欲を示すためには、最低限「転職時期と転職の目的」「どのような企業に転職したいのか」を具体的に説明できるようにしてから転職エージェントに登録すると良いです。
④職歴とスキルをしっかりと伝える
転職エージェントのサポートは、求職者の市場価値に合わせて行われます。
適切なサポートを受けるために、面談時に見栄を張らずに職歴やスキルを担当のキャリアアドバイザーに正直に伝えることが大切です。
正直に伝えないと以下のようなリスクが生じます。
- ミスマッチな求人の紹介される
- 面接対策や書類の添削に失敗する
サポート力の高いキャリアアドバイザーが担当者になったとしても、正確な情報が得られなければサポートができないのです。
⑤連絡はこまめにする
転職エージェントは、アドバイスやサポートに関する連絡を定期的に行います。
ビジネスモデルを考えれば、これは当然のことです。
積極的なキャリアアドバイザーが担当者となった場合、連絡は頻繁に入ります。
メールの返信や折り返しの電話が面倒に感じることもありますが、しっかりと連絡を取ることで担当者からの印象が良くなるはずです。
連絡のレスポンスが遅いと、転職意欲が低いと思われてしまう恐れがあります。
また、メールには重要な内容のものも少なくないです。
見落としを防ぐ上でも、必ず目を通すよう意識を持つと良いかと思います。
⑥登録する転職エージェントの口コミを確認する
転職エージェントを登録する前に口コミを事前に調べることは大切です。
「使うな」という悪い口コミと良い口コミの両方がありますが、なぜ使うなと言われているのか、どういったことが良かったのかを調べることで、自分と相性の良い転職エージェントが見つかる他、調べている転職エージェントの得意分野も分かってきます。
ただし、口コミは悪いものの方が多いです。
良い口コミも同様、参考程度に収めるのが良いかと思います。
参考転職エージェントの裏事情とは?無料の仕組みやメリットとデメリットを紹介
⑦面談前にキャリアプランや希望条件を明確にする
面談前に、キャリアプランや希望条件を明確にするのが好ましいとされています。
これは、面談時間の短縮に繋がるためです。
キャリアプランや条件を明確にするメリット
求職者が自分の考えを明確にしていれば、キャリアアドバイザーがキャリアの棚卸しから転職の方向性を提案しやすくなったり、企業へのアピールポイントが見つけやすくなったりするため、市場価値の分析と最適な求人の紹介を短時間で行えます。
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザー任せになってしまいがちです。
しかし、自分でできることをすれば、より円滑に転職活動を進められます。
⑧サポートを活用する
転職を実現するなら、転職エージェントのサポートを最大限に活用することが重要です。
キャリアアドバイザーは、自社が保有する求人の内情を把握しています。
求人応募前や内定獲得後の質問を代わりに訊いてもらうことも可能です。
また、応募書類の添削・面接対策も積極的に利用することをおすすめします。
フィードバックをもらえれば、それだけ転職活動には有利です。
選考に対する不安を払拭することにも繋がります。
⑨転職活動の不安を正直に伝える
キャリアアドバイザーは、多くの転職サポート経験から求職者の不安を理解しています。
不安を正直に伝えれば、自信を持って転職活動を行えるよう、改善方法をアドバイスしてくれるものです。
⑩転職エージェント頼みにせず自らも情報収集する
転職活動における企業情報の収集は転職エージェントのみに頼らず、自らも転職口コミサイトを利用したりして情報収集することが大切です。
転職エージェントでは保有する求人企業の社風や求める人物像、労働環境などについて各企業からヒアリングを行っているため、求職者は転職エージェントを利用することで選考に有益な情報を入手することができます。
一方で、ビジネスである以上取引企業はマイナスイメージを持たれる情報をあえて明かしていない可能性があると認識しておくべきであり、転職エージェント側も内定者を輩出する使命があるといったビジネスであると捉えるべきです。
転職エージェントを利用する際の注意点
転職エージェントの情報のみを頼りとし、転職後にミスマッチが生じることがないようにしましょう。
参考転職エージェントの裏事情!信用できないって本当?実態をプロが解説
参考【転職エージェント裏事情】見捨てられる?使うな?本音を踏まえた賢い活用方法を徹底解説
良い転職エージェントを見極めるポイント
良い転職エージェントは以下の通りです。
裏事情を理解した上で転職エージェントを賢く利用するポイント
- 業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍している
- オンラインでキャリアアドバイザーを変更できる
- 分析作業に長けている
- 転職者について理解しようと質問してくれる
それぞれ解説します。
参考転職エージェントの裏事情と本音。色々と暗躍している人材業界の話
①業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍している
転職を希望する業界の専門知識と最新の転職動向を理解しているキャリアアドバイザーにサポートしてもらえれば、より的確な転職サポートが受けられるのは明白です。
業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントなら、スキル・経験・実績などから、市場価値の正確に分析でき、よりマッチング率が高い求人をピックアップしてくれます。
業界ごとに専任がいる転職エージェントのメリット
業種・職種を問わずにカバーしているキャリアアドバイザーと比較すると、担当する業界の企業に関して情報を深く把握している傾向があり、信用性が高いです。
参考転職エージェントの”裏事情”と”活用方法”について【理解し、使い倒すことがおすすめ】
②オンラインでキャリアアドバイザーを変更できる
実績が豊富な転職エージェントであっても、必ずサポート力の高いキャリアアドバイザーが担当になってくれるわけではないです。
万が一に備え、登録前に担当者の変更方法を確認しておくことをおすすめします。
担当者で転職活動が左右されてしまうというデメリットを無くすためには、複数の転職エージェントに登録するのも有効な手です。
-
転職FIELD編集部
併用することで、複数のキャリアアドバイザーからアドバイスがもらえる他、多くの求人情報を得られます。
③分析作業に長けている
転職エージェントを利用するメリットの1つが、「自己分析のサポート」です。
転職活動の経験が少ない場合、自己分析作業は難航しますが、転職エージェントを利用すれば、キャリアの棚卸しで経歴を整理して強み・弱み、ポータブルスキルを見つけられます。
自分の立ち位置が分かるのは、転職エージェントサービスならではの強みです。
自己分析作業ができれば、企業に合わせて応募書類を作成したり面接で考えを述べたりすることがしやすくなり、選考通過の可能性が高まります。
転職エージェントのおすすめポイント
自己分析サポートに長けたキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントなら、短期間での内定獲得も実現しやすいです。
④転職者について理解しようと質問してくれる
転職者についてより深く知ろうと、質問をたくさん投げかけてくれるキャリアアドバイザーは信頼度が高いです。
報酬目当てで内定を急がせることなく、転職者の転職への思いやキャリアプランに本音が引き出せるように寄り添ってくれるキャリアアドバイザーから紹介される求人こそ、転職者と企業との相性をしっかり見極めていることが期待できます。
熱心なキャリアアドバイザーとの対話により、転職者自身も自分では気づけなかった価値観や本音を自覚することができるかもしれません。
熱心なキャリアアドバイザーと出会うことができれば、一人で転職活動を行なっていては気づけない自分を知るこちができるかもしれません。
使うなと言われる転職エージェントとは
ここでは、「使うな」と言われるのがどのような転職エージェントなのかを解説します。
使うなと言われる転職エージェントの特徴は以下の通りです。
使うなと言われる転職エージェントの特徴
- 希望しない求人を紹介される
- 連絡や質問の返答が遅い
- 見下した対応を取られる
- 利益優先で内定をせかしてくる
「使うな」などの悪い口コミを見てみると、質の低いキャリアアドバイザーに当たった人から投稿されたものがほとんどです。
順を追って見ていきます。
参考転職エージェントとの面談でどこまで本音を話す?本音の基準を紹介!
①希望しない求人を紹介される
使うなという口コミで多いのが、希望しない求人を紹介されることです。
求人票やスカウトメールの確認だけで多くの時間を費やしてしまいます。
転職を早く実現したい人にとって、希望しない求人の確認作業は煩わしいものです。
「時間の無駄だから使うな」「使わない方が効率が良い」という口コミが投稿される原因となっています。
希望条件と異なる求人ばかり紹介する転職エージェントは考えものです。
転職エージェントが合わないときの注意点
ミスマッチな企業に転職するリスクを軽減するためにも、担当のキャリアアドバイザーの変更や他社転職エージェントへの乗り換えをすることをおすすめします。
参考転職エージェントの裏事情7選 | 成果報酬の仕組みや無料の理由も紹介
②連絡や質問の返答が遅い
連絡が遅いキャリアアドバイザーが担当者の場合、求職者は「サポートの優先順位が低いのかも」と不安になったり、「ダメな担当者に当たった」と転職エージェントへの登録を後悔したりします。
転職活動にも支障を来たすため、連絡の折り返しや質問の返答が遅い担当者は、早急に変更するのがおすすめです。
③見下した対応を取られる
見下したような上から目線の態度を取られて良い気分になる人はいないです。
しかし、キャリアアドバイザーの中には求職者をサポートしているという立場上、上から目線で接してくる人もいます。
転職エージェントを使うなという投稿の中には、「キャリアアドバイザーが見下したような対応をする」「経歴を笑われた」といったものもありました。
そういった対応を転職エージェント自体が容認している可能性があるのが現状です。
もし、キャリアアドバイザーが上から目線で接してきた場合は、他社転職エージェントへの変更を検討するのが良いかと思います。
【目的別に紹介】おすすめの転職エージェント19社を徹底比較!
参考“転職エージェントの裏事情”を転職支援のカリスマに聞いた。なぜ無料なの?利用するメリットは?
④利益優先で内定をせかしてくる
自分の利益を優先して、転職のことを考えず内定をせかしてくる言動をとる場合は、キャリアアドバイザーの変更もしくは利用する転職エージェントを乗り換えることをおすすめします。
転職エージェントのビジネスは利用者を内定させた企業から報酬を受け取る仕組みで成り立っているため、キャリアアドバイザーそれぞれに一定の内定ノルマが課せられているのです。
よって、ノルマの達成に焦るキャリアアドバイザーが利用者に内定承諾を迫るようなことがないとは言い切れないのが現状です。
転職エージェントに見捨てられるパターンは裏事情から理解できる
転職エージェントに見捨てられるというケースもあります。
実際に「転職エージェントに見捨てられる経験をしたことがある人」や「転職エージェントに見捨てられたという評判や口コミを見た人」もいるかもしれません。
しかし、これらの転職エージェントに見捨てられるパターンは「転職エージェントの裏事情」から理解することができます。
転職エージェントに見捨てられる裏事情は「ビジネスモデル」が原因
転職エージェントのビジネスモデルは、無料で求職者に対して転職支援をして、採用企業とマッチングが成功することで、初めて採用企業側から成果報酬が発生する仕組みです。
そのため、「転職意欲が弱い人」「希望と合う求人がない人」は、転職エージェントのサポート対象の優先度が下がり、結果的に「見捨てられる」と感じてしまう状況になる可能性が高いのが現実。
一方で「転職意欲が高い人」「優秀な人材」は、転職エージェントから求人を紹介することで応募や内定見込みが高いことから見捨てられにくく、求人紹介を受けやすいと言えます。
もし「転職意欲が強い」場合は、その旨を伝えたり、他の転職エージェントに登録することをおすすめします。
本音や裏事情を理解した上でも登録必須の転職エージェント
これまでに紹介した本音や裏事情を理解した上でも登録必須の転職エージェントを厳選してご紹介します。
各転職エージェントの特徴を把握し、自分に合いそうな転職エージェントをまずは気軽に利用することから始めてみてください。
登録必須の転職エージェント
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- dodaエージェント
- パソナキャリア
- type転職エージェント
参考【裏事情を暴露】元転職エージェントが語る本当は知られたくない業界の裏側
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、業界No.1の求人数を誇る大手転職エージェントです。
厚生労働省「人材サービス総合サイト」によると転職実績No.1。
実績と共に培った高い転職交渉術を武器に、安定した転職サポートを手がけています。
加えて、業界を牽引するリクルートのネットワーク力も強み。
業界や職種、エリア問わず、公開求人・非公開求人の全50万件超(2022年12月時点)の圧倒的多数の求人を保有しています。
若手転職者だけでなく幅広い年齢層やキャリアの方が利用できるため、まずは登録をおすすめする転職エージェントです。
リクルートエージェントの評判・口コミはひどい?求人の質など徹底解説します
リクルートエージェントは、業界最多求人数を誇る大手転職エージェントです。リクルートエージェントの評判を、利用者の口コミをもとに徹底調査し、サービスや求人の質についても解説しています。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは社会人経験のある20代〜30代の転職サポートに力を入れている転職エージェントです。
大手転職エージェントでありながらも、他社との差別化をはかるべく利用者層を絞っており、企業規模問わず優良企業に目を向け大手・中小・ベンチャー企業の求人を幅広く取り扱っています。
初めての転職に不安を感じる20代・30代の方に特におすすめです。
転職サポート期間も無期限であるため、比較的マイペースに転職活動をしやすい転職エージェントと言えます。
マイナビエージェントは「マイナビITエージェント」や「女性の転職」などの専門サイトも充実しているため合わせてチェックしてみてください。
マイナビエージェントの評判はひどい?リアルな口コミや特徴、利用の流れを徹底解説!
マイナビエージェントは業界トップクラスの知名度を誇る転職エージェントです。この記事では、マイナビエージェント利用者の口コミからひどい評判の真相を探るとともに、サービスの特徴や利用の流れを解説しています。
dodaエージェント
dodaエージェントは、業界トップクラスの求人数を保有する大手転職エージェントです。
全国エリアの(一部海外の求人もあり)さまざまな業界や職種の求人を取り扱っており、
特にWeb・IT業界の求人に強い傾向があります。
また、dodaは転職エージェントサービスの他にも求人応募型の転職サイトやスカウト制サービスの3つの機能を持ち合わせる転職サービスであるため、転職状況や相性に応じてサービスを使い分けることができることもポイントです。
Webサイト内のツールやコラムなどのコンテンツや転職フェアも充実しており、あらゆる転職者に役立つ情報提供がされているため、転職エージェント選びに悩んでいる方は注目してみてください。
dodaエージェントのひどいという評判はホント?口コミ・評判の真相を徹底解説します!
dodaエージェントは、知名度が高い分、口コミ・評判には「ひどい」「使えない」といったものも多く、登録するか悩んでいる方もいるでしょう。そこで、dodaエージェントのひどい評判の真偽やメリット・デメリットに関して徹底解説しています。
パソナキャリア
パソナキャリアはキャリアアップを目指す転職者向けにハイクラス求人を豊富に取り扱う転職エージェントです。
実際にパソナキャリアを利用した転職者の内、3人に2人の確率で年収アップを実現。
加えて、2019年よりオリコン顧客満足度4年連続1位の座を獲得し続けている実力高き転職エージェントです。
手厚いサポート力が利用者から高評で、キャリアアドバイザーの質を底上げすべく独自の評価制度を取り入れたり、女性の転職サポート専門チーム「女性活躍推進コンサルティングチーム」を発足したりと、他社と差別化をはかる社内的取り組みが充実しています。
これまでのキャリアを活かして着実年収アップを目指す転職者におすすめです。
type転職エージェント
type転職エージェントは、一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)を中心とした求人を取り扱う転職エージェントです。
幅広い業界や職種の求人を取り扱う中でも、特にIT・Web業界の専門職や営業職、マネジメント職の求人が豊富であることも特徴のひとつ。
30万人超の転職サポート実績から培ったノウハウを武器に、業界や職種における専門性が高いキャリアアドバイザーが手厚くサポートしてくれます。
女性の転職者には女性転職専門の転職エージェント「type女性の転職エージェント」がおすすめです。
転職エージェントのサポート内容を解説
ここまで裏事情や使うなと言われる理由について解説しました。
悪い評判を目にすると、転職エージェントの利用を躊躇してしまいますが、自力で転職活動を進めるよりも、転職エージェントを利用した方が効率的なのは事実です。
以下の手厚いサポートを無料で受けられます。
転職エージェントの主なサポート内容
面談 / セミナーやイベントの開催 / 求人の紹介と応募 / 非公開求人の紹介と応募 / 応募書類(履歴書、職務経歴書)の添削 / 面接対策 / 面接日程の調整・条件交渉の代行 / 転職先入社日の調整
また、上記に加えてWEBツールの提供や交流会など、独自のサービス・サポートを展開している転職エージェントも少なくないです。
以降では、転職エージェントの重要なサポートに焦点を当てて、転職エージェントならではの魅力を解説します。
転職エージェントの推しポイント
- プロによるキャリアカウンセリング
- 公開求人と非公開求人
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 内定後の条件交渉
- 入社後のアフターフォロー
プロによるキャリアカウンセリング
転職エージェントを利用することで、キャリアアドバイザーによりキャリアカウンセリングを受けることが可能です。
転職のプロである第三者の視点をまじえながら、自己分析やキャリアの棚卸し、今後のキャリアプランなどについて向き合い、独自で転職活動を進めるよりも転職活動の質を上げることに繋げていきやすいと言えます。
公開求人と非公開求人
転職エージェントは、公開求人と非公開求人の2つを保有しているのが特徴です。
公開求人 | 誰でも閲覧できる求人のこと。 |
---|---|
非公開求人 |
人気企業や、特定のプロジェクトに関わるなどの理由で非公開にされている求人のこと。 転職エージェントの紹介によって閲覧・応募ができます。 |
非公開求人は、公開求人と比べて優良条件であるケースが多いですが、転職エージェントからの紹介でのみ応募できる求人のため、競争率は低い傾向にあり、転職に有利です。
応募書類の添削
転職経験がある人でも、応募書類の作成には頭を悩ませます。
採用担当者へのアピールを兼ねた職務経歴書なら尚更です。
応募書類の添削サービスを利用すれば、面談内容で得た情報と企業の内情を考慮し、応募企業に合わせた添削をしてもらえます。
面接対策
面接対策では、ビジネスマナーの確認、よくある質問と回答例を教えてくれます。
転職エージェントによっては、過去のサポートデータを基に、応募企業に合わせた模擬面接を実施しており、面接への不安を払拭するのに最適です。
内定後の条件交渉
内定を得た後に提示される労働条件通知書を確認し、交渉の余地があれば転職エージェントが代行して企業との条件交渉に当たってくれます。
転職エージェントは、転職者の年収の約30%を報酬として企業から得られるので、条件交渉成立はエージェントにもメリットが大きいです。
依頼すれば率先して対応してくれます。
退職や入社後のアフターフォロー
転職エージェントによってはサービスの一環として、退職サポートや入社後もアフターフォローをしてくれるところもあります。
会社をスムーズに退職するためのアドバイスを受けたり、入社前に聞いていた待遇と実際とが異なっていると感じることがあれば転職エージェントに相談するという使い方が可能です。
参考転職エージェントとは?裏事情からオススメの転職エージェントまで徹底的に教えます!
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと
転職エージェントに登録した直後に実施される面談において、意識的に注意すべきポイントは以下の通りです。
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと
- 嘘をつくこと
- 質問をしないこと
- 面談の準備をしないこと
-
転職FIELD編集部
面談は求職者に紹介する求人を厳選するための認識の擦り合わせをすることを目的としているため、有意義な時間となるよう努めましょう。
嘘をつくこと
自分自身の能力や職務経験について誇張したり、虚偽の情報を伝えることは信頼関係を損ねるだけでなく、最終的には転職活動自体を不成功に終わらせる原因となります。
質問をしないこと
面談ではエージェントからの質問に対して真摯に答えるだけでなく、自分自身も質問をすることが重要です。
自分自身が転職希望者として転職エージェントに求めることや、転職エージェントのサービス内容や手法について詳しく聞くことで、より有益なアドバイスを得ることができます。
面談の準備をしないこと
転職エージェントとの面談は、自分自身のキャリアプランや転職希望条件、志望企業のリサーチなど、自己分析や企業分析が必要不可欠です。
それらの準備をしないまま面談に臨むと、転職エージェントからのアドバイスや情報提供が十分に受け取れないだけでなく、自分自身の転職活動自体も難航することになります。
転職エージェントに関するよくある質問(Q&A)
転職エージェントに関するよくある疑問・質問について以下の通りQ&A形式でまとめています。
転職エージェントサービスを初めて利用する方や検討されている方はひと通り目を通してみてください。
Q&A|転職エージェントに関するよくある質問
- Q)転職エージェントを無料で利用できるのはなぜ?
- Q)転職エージェントを利用するメリットは?
- Q)転職エージェント利用時の注意点は?
- Q)転職エージェント登録後の流れについて教えてください。
最後に|転職エージェントの裏事情・「使うな」の理由
転職エージェントの裏事情や良い評判・使うなという口コミの理由について解説しました。
裏事情は「転職エージェントのビジネスモデル」に関係しています。
使うなという口コミは「質の低いキャリアアドバイザー」が担当になってしまった人が投稿しているものである可能性が高いです。
裏事情を把握すれば、転職エージェントがおすすめな人が分かります。
-
転職時期が決まっている人
-
転職意欲が高い人
-
希望条件やキャリアプランが明確な人
質の低いキャリアアドバイザーが担当者になってしまっても、担当者を変更すれば対処できます。
まずは転職エージェントに複数登録し、サポートや紹介される求人の質を比較した上で、利用する転職エージェントを決めるのがおすすめです。
おすすめの転職サイトまとめ|職業別・地域別のサービスもご紹介します!
おすすめ転職エージェントに関する関連記事
おすすめ転職サイトに関する関連記事
信用できない転職エージェントの裏事情とは
転職エージェントの裏事情については、様々な問題が存在しています。まず、信用できない転職エージェントの存在が挙げられます。転職エージェントの中には、個人情報を不正に利用したり、求職者を騙して高額な手数料を取るような悪質な業者も存在しています。また、転職エージェントが企業と不当な関係を持っている場合もあります。特定の企業に求職者を引き抜くために、情報を操作したり、不当な優遇を受けたりすることがあるのです。
さらに、一部の転職エージェントは、自社の利益のみを優先し、求職者の希望や能力にはほとんど配慮せず、無理な転職を強要したり、不適切な職種に就かせたりするケースも報告されています。また、求職者と直接契約し、その後に企業とのマッチングを行う形態の転職エージェントもありますが、その場合、企業側に求職者の個人情報が漏れるリスクも考えられます。
このような転職エージェントの裏事情に対処するためには、信頼できるエージェントを選ぶことが重要です。口コミや実績、業界での評判などを参考にして、慎重に選ぶことが大切です。また、契約書や取引条件に明確な記載があるかどうかも確認することが重要です。求職者自身も、自己の権利を守るためにも、転職エージェントとの取引においては慎重に行動することが肝要です。
ここがポイント
転職エージェントの裏事情には、信頼できない業者や悪質な取引が潜んでいます。求職者が騙されたり、不適切な求人に斡旋されることもあります。信頼できるエージェントを選び、契約条件や取引内容をよく確認することが大切です。口コミや実績を参考にし、慎重に行動しましょう。自己の権利を守るためにも、注意深く取引することが必要です。