この記事では、転職エージェントの担当者がむかつく原因と対処法と合わせて、転職エージェントの利用を検討している方に向けて、選び方と利用の流れについて解説します。
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- 転職エージェントがむかつく・うざい!合わない場合の対処法を徹底解説
転職エージェントでは、求職者が転職できるように転職活動をサポートしています。
手厚いサポートを無料で受けられることが、利用するメリットです。
転職エージェントに登録すると、転職サポートのプロである「キャリアアドバイザー」が担当者として付いてくれますが、性格が合わなかったり、サポートや対応に満足できなかったりして、むかつくことがあります。
質の低いキャリアアドバイザーの特徴
・希望条件に近い求人を紹介してくれない
・興味のない求人ばかり紹介する
・約束しても連絡をしてこない
・応募書類の添削レベルが低い
理想的な転職を実現するためには、質が高く相性の良いキャリアアドバイザーにサポートしてもらうことが重要です。
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転職FIELD編集部
当記事の内容
- 転職エージェントがむかつく・うざい6つのケース
- 転職エージェントがむかつくのはビジネスモデルが原因
- 転職エージェントでむかつく担当者に当たったときの対処法
- 転職エージェントに見捨てられる可能性もある?
- 自分に合った転職エージェントの選び方
- 転職エージェントの登録から内定獲得までの流れ
- 上から目線で説教してくるむかつく転職エージェントが存在するのも事実
- 転職エージェントが役に立たない…むかつく…と感じるときの対処法
- 試しに利用すべき転職エージェントをご紹介!
- 転職エージェントに関するよくある質問
- まとめ
参考転職エージェントがむかつくときの対処法は?良い担当者の見つけ方を紹介!
転職エージェントがむかつく・うざい6つのケース
評判の良い転職エージェントであっても、むかつくキャリアアドバイザーが担当者だと円滑に転職活動が進められなくなるため、理想の転職先を見つけるのが難しくなります。
転職エージェントにむかつくのは、以下の6つの理由が大半です。
むかつく理由
- 連絡頻度が多い
- 転職サポートの実績が浅い
- 偉そうな態度を取る
- サポートを打ち切られる
- 的外れな求人を紹介してくれる
- 転職を急かしてくる
それぞれを詳しく解説します。
参考【転職エージェントむかつく】上から目線?説教される?合わないと感じる時の対処法
むかつく・うざい理由①:連絡頻度が多い
転職エージェントに登録することで、連絡頻度の多さにうざい・むかつくと感じてしまう人も少なくないようです。
転職者の多くは今の仕事と転職活動を両立しているにも関わらず、的外れな時間に電話を何度もかけてこられるとストレスになるのは仕方ありません。
連絡の頻度や時間帯を改めてほしい場合は、キャリアアドバイザーに伝える他ありません。
一方で、転職者に寄り添わず、ノルマを意識した連絡のやりとりが多々発生したり、連絡のペースが改められない場合は担当者変更を申し出ることをおすすめします。
自分の都合を優先していると感じられるキャリアアドバイザーが担当となった場合には、遠慮なく早めに担当者変更をしてください。
むかつく・うざい理由②:転職サポートの実績が浅い
転職エージェントや在籍するキャリアアドバイザーの転職支援実績が浅いと、的確なアドバイス・サポートが受けられず、貴重な時間を無駄にしてしまいます。
そうなると、「むかつく」という気持ちが出るのも当然です。
転職エージェントに在籍している20代前半の若手キャリアアドバイザーは、自身の経験が少ない状態でサポートしています。
「人材紹介業でしか働いたことが無い」「人事経験や採用担当経験が無い」といったキャリアアドバイザーでは、転職活動で重要な自己分析・応募書類の添削・面接対策といった転職エージェントの基本的なサポートも満足に提供できないのです。
小規模な転職エージェントは、このケースが多々あります。
転職エージェント担当がむかつく場合の対応のポイント
サポートに満足できなかったり、希望する業界の知識や転職市場の動向を理解していなかったりする場合は、担当者の変更や他社転職エージェントへの乗り換えが必要です。
むかつく・うざい理由③:偉そうな態度を取る
転職エージェントに在籍しているキャリアアドバイザーの中には、偉そうな態度で話をする人もいます。
「偉そう」「むかつく」という口コミは少なくないです。
ビジネスパーソンとして一定以上の実績を積んでからキャリアアドバイザーに転身した人物ならまだしも、転職エージェント以外で社会人経験を積んでいない人に偉そうな態度を取られると、納得できない気持ちになります。
むかつく・うざい理由④:サポートを打ち切られる
キャリアアドバイザーではなく、転職エージェント自体にむかつくケースとして多いのが「サポートを打ち切られる」「登録を断られる」といったものです。
転職エージェントは、会員登録後に面談を行い、求人を紹介してもらうというのが一般的な流れですが、人によっては「紹介できる求人がありません」という一方的なメールで登録を断られてしまうケースがあります。
サポートの途中で同様の連絡が入ることも少なくないです。
転職エージェントからサポートを断られる原因として考えられるのは、以下の5つです。
サポート対象ではない | 転職エージェントは、年齢や経験など、サポートする求職者の条件を定めていることがあります。 |
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希望条件に合致した求人がない | タイミング的に、求職者が転職先に希望する条件を満たした求人を保有していない可能性があります。 |
転職成功の可能性が低い | 市場価値と希望条件にミスマッチがある場合に断られる可能性が高いです。 |
求職者の転職時期が明確ではない | 転職エージェントは、転職時期が明確な人を優先的にサポートしています。 |
サポート期間の満了 | 大手転職エージェントは、サポート期間を3ヶ月~6ヶ月に定めています。 |
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転職FIELD編集部
上記の他、転職エージェントが求職者をないがしろにしているケースもあります。
転職エージェントに断られたときの対応ポイント
登録を断られたり、サポートが打ち切られたりするとむかつきますが、他にも転職エージェントはあるので、1社にこだわらずに他の転職エージェントに登録するのが良いです。
参考転職エージェントがむかつく・うざいと感じる理由と対処方法ランキング
むかつく・うざい理由⑤:的外れな求人を紹介してくれる
質の低いキャリアアドバイザーは、希望と全く異なる求人を平気で紹介してきます。
的外れな求人ばかり紹介されても、転職活動が進まないのは明白です。
ただ、人為的なミスの可能性も少なからずあります。
要望を伝えて改善するかどうか、様子を見てみるのがおすすめです。
求人を紹介してもらえる可能性があります。
むかつく・うざい理由⑥:転職を急かしてくる
転職エージェントが転職を急かしたり、内定辞退を阻止しようと説得したりするケースは、決して珍しいことではないです。
これは、転職エージェントのビジネスモデルが関係しています。
転職エージェントは、求職者を転職させて企業から人材紹介料を得るビジネスモデルです。
求職者が転職をしてくれなければ利益を上げることができず、ビジネスとして成立しない状態になってしまいます。
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転職FIELD編集部
利益のために転職を急かされるのは、求職者にとってはむかつく行為です。
露骨に転職を急かす担当者に当たった場合は、変更をおすすめします。
参考【転職エージェントがむかつく】上から目線・うざいと感じる理由と対処方法を解説
参考転職エージェントがむかつく!偉そう・うざいと感じたときの対処法を解説
転職エージェントがむかつくのはビジネスモデルが原因
転職エージェントがむかつく理由としては、主に下記があげられます。
むかつく転職エージェントが生じてしまう主な原因
- ビジネスモデルが原因
- キャリアアドバイザーにノルマが課せられている
- キャリアアドバイザーが未熟
- サポートに優先順位をつけられる
転職エージェントサービスはボランティアではなくビジネスであり、人で成り立つサービスであるがゆえに、誰もが平等に満足するサービスを提供することは現実的に厳しく使い手にも工夫が必要となることがわかると思います。
参考転職エージェントは使わない方がいい?別の方法をプロが徹底解説
ビジネスモデルが原因
転職エージェントがむかつく理由の大半は、ビジネスモデルが原因です。
転職エージェントが得る報酬は、転職者の年収の1/3〜とされています。
転職エージェントが得る報酬例
例えば、転職エージェント利用者が年収600万円の条件で転職が決まった場合、転職エージェントは企業から200万円以上の報酬を得られる計算です。
転職エージェントをビジネスとして成立させるために、転職を急かしたり、数撃てば当たる形で無駄に多い求人を紹介したり、また、転職の可能性が低そうな人や時間が掛かりそうな人には横柄な態度を取ったりします。
そもそも、転職エージェントにとってお客となるのは求職者ではなく、サービスに対してお金を払ってくれる企業なのです。
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転職FIELD編集部
利用していてむかつくこともありますが、転職エージェントを利用すれば、自力で進めるよりも遥かに効率良く転職活動を進められることは確かなので、うまく活用することをおすすめします。
キャリアアドバイザーにノルマが課せられている
前述した転職エージェントのビジネスモデルに起因して、キャリアアドバイザーには内定ノルマ(報酬ノルマ)が課せられています。
「内定を急がせたり」「紹介する求人を厳選せず条件に見合っていない求人を紹介する」などといった利用者をムカつかせる行動をとるキャリアドバイザーがいるのは、結果を出すことに必死すぎるがゆえの行動であることが想定されます。
キャリアアドバイザーが未熟
転職エージェントがむかつくという不満の声が一部上がる原因は担当者とのやりとりの中で発生することが多く、いずれの転職エージェントを利用しても起こりうる可能性があります。
転職エージェントには各社複数名のキャリアアドバイザーが在籍しており、キャリアアドバイザーとしての経験年数や保有スキルにバラつきがあルコとは珍しくありません。
未熟なキャリアアドバイザーが担当者となってしまったり、下記のように不適切な対応をするキャリアアドバイザーが担当者となってしまうことで、利用満足度が下がってしまうことは当然と言えます。
ポイント
・希望条件に近い求人を紹介してくれない
・約束しても連絡をしてこない
・応募書類の添削レベルが低い
・内定を急がせる
担当者と合わない、対応が不適切と感じた場合は即座に担当者の変更を申し出るようにしてください。
参考転職エージェントは使わない方がいい?仕組みを理解し賢く転職しよう
サポートに優先順位をつけられる
転職エージェントは、転職成功率が高いと期待できる人や転職意欲が強い人を優先的にサポートします。
転職エージェントに在籍するアドバイザーにはノルマが課せられているうえに、一人のキャリアアドバイザーがサポートを担当する転職者が複数名いるため、優先順位をつけられてしまうことは致し方ないビジネス上の事情があります。
よって転職希望者を平等にサポートしているわけではないことから、サポートを疎かにされてしまっているとむかつく人がいることも無理ありません。
転職意思が固いのであれば、熱意を言葉と行動にして担当者に伝えていきましょう。そのためにも担当者との連絡は疎かにしないことがポイントです。
転職エージェントでむかつく担当者に当たったときの対処法
担当者がむかつくときの対処法は、以下の通りです。
むかつく場合の対処法
- 複数の転職エージェントを利用する
- 条件を明確に伝える
- 改善してほしいことは正直に伝える
- 自分でも求人を探す
- 担当者と相性が悪いときは早急に変更する
それぞれ詳しく解説します。
参考転職エージェントが使えない?ダメエージェントの特徴や理由・使えない場合の対処法
複数の転職エージェントを利用する
転職エージェントに複数登録するのは基本的な戦略です。
1つの転職エージェントに依存すると、担当者の能力次第で転職活動が左右されます。
これは大きなリスクのひとつです。
複数の転職エージェントを利用すれば、下記のメリットが得られます。
- 希望に合った求人をより多く得られる
- 複数のキャリアアドバイザーからサポートが受けられる
- 相性の良いキャリアアドバイザーに出会える可能性が高まる
- 転職エージェントを使い分けられる
◆「希望に合った求人をより多く得られる」
理想の転職を成功させるカギは、希望に合致した求人を見つけることです。
転職エージェントは、各社それぞれ保有している求人が異なります。
複数に登録すれば多くの求人を得ることが可能です。
特に非公開求人を多く得られることは、転職活動に有利となります。
非公開求人とは
転職エージェントからの紹介でのみ閲覧・応募できる求人のこと。応募が殺到することが予想される人気企業や、まだ一般校公開されていないプロジェクトのメンバー募集など、さまざまな理由で非公開となっています。
非公開求人は、公開求人と比べて条件が優れている傾向があります。
◆「複数のキャリアアドバイザーからサポートが受けられる」
複数のキャリアアドバイザーから同時にサポートが受けられ、客観的に自分の立ち位置を判断できるようになります。
一方で、情報量が多くなったり、スケジュール管理が大変になったりするというデメリットがあるため、利用する転職エージェントは2~3社程度に絞るなどの対策は必要です。
情報の取捨選択をすることも大切になってきます。
とは言え、デメリットに比べてメリットの方が圧倒的に大きいです。
◆「相性の良いキャリアアドバイザーに出会える可能性が高まる」
転職エージェントを1社に絞ると、むかつく担当者に当たった場合に転職活動がストップしてしまいますが、複数社に登録していればスムーズに乗り換えられます。
サポート力の質や性格の相性で比べることも可能です。
自分にとって良い担当者に出会えることで、転職活動のモチベーションの維持・向上にも繋がります。
◆「転職エージェントを使い分けられる」
転職エージェントの基本的なサービスは同様です。
転職エージェントの主なサポート内容
・キャリアカウンセリング(面談)
・希望に合った求人の紹介と応募
・非公開求人情報の紹介と応募
・セミナーやイベントの開催
・企業への「推薦状」の送付
・応募書類の添削
・面接対策
・面接の日程調整
・内定後の条件交渉
・転職先入社日の調整
・前職の退職サポート
上記に加え、転職活動を効率良く進められるWEBツールを提供するなど、独自のサービスを展開している転職エージェントも多いです。
また、各社それぞれ強みのある仕事や条件も異なります。
複数の転職エージェントに登録すれば、利用したいサービスや欲しい求人タイプに合わせて使い分けることが可能です。
【目的別に紹介】おすすめの転職エージェント19社を徹底比較!
参考転職エージェントがムカつく!?評判や体験談をもとに対処法を解説!
条件を明確に伝える
転職先に希望する条件を明確にすることは、担当者にむかつくことを避けるのに大切です。
希望条件を曖昧に伝えてしまうと、紹介される求人にバラツキが生じます。
明確に希望条件を伝えることで、担当のキャリアアドバイザーに自分が求めているものをしっかりと理解してもらえるので、求人提案力がアップするはずです。
意思疎通をすることで、マッチング率の高い求人を紹介してもらえる可能性が高まります。
◆希望条件には優先順位を付ける
希望条件のすべてが叶う求人が見つかるのは稀です。
そのため、希望条件には優先順位を付けることをおすすめします。
優先順位を付けることで、譲れない条件と譲れる条件を客観的に把握できるため、求人選びがスムーズになり転職活動が捗ります。
改善してほしいことは正直に伝える
担当のキャリアアドバイザーに不満な点がある場合は、素直に伝えます。
例えば、希望と異なる求人を紹介された場合、具体的な問題点を指摘した上で、改めてどういった求人を紹介してほしいのかを伝えて理解を促すことが重要です。
仕事は生活の基盤となります。
担当者に気を使っていては、転職成功は困難です。
キャリアアドバイザーは転職サポートが仕事なので、話をちゃんと聞いてくれます。
改善点を伝えても改善されない場合は、担当者を変更するのが懸命です。
自分でも求人を探す
転職エージェントでは、求職者の希望に近い求人を見つけて紹介してくれます。
しかし、ただ紹介されるのを待っているよりも、自分から動く方が効率的です。
自分で求人を見つけた求人を担当のキャリアアドバイザーに見せれば、働きたい職場のイメージや条件、仕事内容を具体的に理解してもらえます。
それが取引企業の求人であれば、同様の求人を紹介してくれることも少なくないです。
転職エージェントに頼りすぎないこともポイント
転職エージェントは、担当者が紹介した求人にしか応募できないため、転職サイトにも登録し、転職活動の効率化を図ると良いかと思います。
おすすめの転職サイトまとめ|職業別・地域別のサービスもご紹介します!
参考本音が言いにくい!転職エージェントにわがままはどこまで話すべき?
担当者と相性が悪いとき・むかつくときは早急に変更する
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転職FIELD編集部
担当のキャリアアドバイザーは変更可能です。
ただし、変更方法は転職エージェントごとに異なります。
直接伝えなければならないところや、電話・メールで申請できるところ、公式サイト専用フォームから申請するところなどあるので確認が必要です。
どの転職エージェントも、担当者の変更に「具体的な理由」を求める点は共通しています。
担当者の変更は気が引けてしまうという方は多いです。
しかし、転職エージェントは、転職活動のために必要な変更には賛成しています。
キャリアアドバイザーも求職者も「最適なキャリアを選択する」という目的は同じです。そのため、合わないと思ったときは我慢したり遠慮したりする必要はありません。逆に、キャリアアドバイザーを変更したほうが、その後の転職活動がうまく進む可能性もあります。
出典:リクルートエージェント|転職エージェントと「相性が合わない」…担当変更やケース別対処法を紹介
転職活動をスムーズに進めるためにも、必要性を感じたら遠慮せずに担当者の変更を申請することをおすすめします。
参考むかつく・うざい転職エージェントの特徴と対処法|信用できない理由を裏事情を踏まえ解説します
参考【転職エージェントが上から目線】ムカついた時の対処法と賢く使うポイント
転職エージェントに見捨てられる可能性もある?
結論からお伝えすると、転職エージェントに見捨てられ、る可能性は「あります」。
見捨てられる」=「サポートを受けられない」状況に陥るには。何かしらの理由があるのです。
こちらでは転職エージェントに見捨てられるよくある理由・原因についてご紹介します。
転職エージェントに見捨てられる原因・理由
- 紹介できる求人がない
- 転職意欲が低い
- 転職予定が3ヶ月以上先または未定
参考転職エージェントに見捨てられるのはなぜ?理由と対処法を詳しく解説
紹介できる求人がない
ー 転職者の属性が転職エージェントのターゲット層から外れている
転職エージェントは各社ターゲット層を定めており、広く求職者を対象とする総合型の転職エージェントと、世代や業界・職種、エリアなどでターゲット層を絞った特化型の転職エージェントなどさまざまです。
よって利用する転職エージェントがサポート対象とする層と求職者の属性が異なる場合には紹介できる求人がないため断られてしまうことがあります。
ー 希望条件が多すぎる&希望条件が転職者に見合っていない
転職エージェントのターゲット層には当てはまるものの、申し出た希望条件が身の丈に合っていなかったり、条件が多すぎることが原因で紹介してもらえる求人がないというケースです。
希望条件は理想の条件ではなく、現実的に必要とすべき条件と認識し今一度自分の市場価値をはかるべきと言えます。
転職エージェントに見捨てられる前に、条件を改めたことを担当者に伝えるようにしましょう。
転職意欲が低い
転職意欲の伝え方に注意
担当者に転職意欲が低いと受け取られてしまうと、今後のサポートの優先順位を下げられたり、見捨てられたりする可能性があります。
そもそも、転職エージェントは紹介した求人企業に利用者が内定を獲得した場合に採用企業から報酬を受け取るビジネスであるため、利用者を自分の手で内定させるといったノルマがあるシビアな業界です。
担当者は複数名を同時に個別サポートしており、転職意思が固く熱意や可能性を感じられる人に対してサポートが熱心になることは致し方ないと言えます。
転職予定が3ヶ月以上先または未定
転職意欲が感じられないことと同様に、転職する目処が立っていなかったり、3ヶ月以上先であるケースの場合、サポートの優先度は低くなってしまいます。
転職エージェントのサポート期間について
転職エージェントでは各社サポートを受けられる期間を設定していることが多く、サポート期間は3ヶ月であることが一般的です。
また、転職エージェントは内定を獲得させることで企業から報酬を受け取る仕組みで成り立っているため、転職活動をすぐに始めたい人へサポートの優先度が高まることは致し方ありません。
自分に合った転職エージェントの選び方
ここからは、転職エージェントの選び方を解説します。
転職エージェントを選ぶ際に確認したいのは、下記の4つのポイントです。
【ポイント】転職エージェントの選び方
- 得意とする業種・職種
- サポート対象とする年齢と経歴
- サポート対応エリア
- 公開求人数
それぞれ解説します。
参考転職エージェントがむかつく理由と対処法|うざい・偉そうと感じた際にやるべきこと
得意とする業種・職種
転職エージェントは、保有している求人の種類によって「総合型」と「特化型」に分かれています。
総合型 | 業種・職種を幅広くカバーしている転職エージェント。保有している求人数が多い。 |
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特化型 | 特定の業種・職種を専門的に扱っている転職エージェント。求人数は少ないものの、総合型よりも経験者向けの条件面に優れた求人が見つかりやすい。 |
転職を希望する業種・職種が決まっているなら、特化型の転職エージェントをメインに利用しつつ、総合型転職エージェントで転職先の選択肢を増やすのがおすすめです。
総合型であっても、特定の条件や業種・職種の比重が大きい転職エージェントもあります。
サポート対象とする年齢と経歴
転職エージェントは、サポート対象とする求職者の属性もそれぞれ異なります。
例えば、20代でキャリアチェンジする求職者をサポート対象としている転職エージェントに、30代のキャリアアップを希望している求職者が登録しても、満足の行くサポートや求人の紹介をしてもらうのは望み薄です。
どういった求職者をサポート対象にしているかは、公式サイトや公開求人、口コミサイトなどでチェックできます。
サポート対応エリア
地方エリアで求人を探している人は、転職エージェントに登録する前に支店のエリアを確認し、勤務希望エリアでサポートを実施しているかを確認します。
支店がない場合、紹介できる求人が無いと登録を断られる可能性が高いです。
Uターン・Iターンなど、地方での転職を希望する方は、地方企業の求人に特化した転職エージェントを利用することも検討すると良いかと思います。
公開求人数
求人数が多ければ、それだけたくさんの求人に出会えます。
非公開求人数を非公開にしている転職エージェントが多いので、気になる転職エージェントを公開求人数で比較するのが良いです。
保有求人数を比較する際は、総合型と特化型で分けて行います。
転職エージェントの登録から内定獲得までの流れ
転職エージェントで内定を獲得するまでの流れは、大まかに5つのステップに分かれます。
【ポイント】転職エージェントの選び方
- 公式サイトから登録
- キャリアカウンセリング(面談)
- 求人の紹介
- 応募書類の添削/面接対策
- 内定後の条件交渉/入社日調整
それぞれ順を追って見ていきます。
手順①:公式サイトから登録
転職エージェントの公式サイトから登録します。
登録は転職時期や直近の年収など、簡単な情報を入力するだけです。
登録後、数日以内にキャリアカウンセリングの予約に関する案内が届きます。
手順②:キャリアカウンセリング(面談)
キャリアカウンセリングは、下記の目的で行われます。
- キャリアの棚卸し
- アピールポイントの発見
- 希望条件の確認
- 希望する業界やエリアの確認
- 転職までのスケジュール立案
- 市場価値の分析
キャリアカウンセリングでは、キャリアにとってネガティブな情報も伝えます。
見栄を張ったり、嘘を言ったりしないことが、適切なサポートに必要です。
登録時やキャリアカウンセリングの予約案内時に面談の一部を済ませている場合は、キャリアカウンセリング後、すぐに求人を紹介されることがあります。
もちろん、その場で応募するかどうかを決めなくても大丈夫です。
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転職FIELD編集部
尚、キャリアカウンセリングは1~2時間程掛かります。
スケジュールに余裕を持って参加するのが好ましいです。
◆キャリアカウンセリングの方法を確認しておく
キャリアカウンセリングは、支店まで足を運ぶのが基本です。
しかし、コロナウイルスの影響もあり、オンラインや電話でのキャリアカウンセリングを取り入れる転職エージェントも増えました。
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転職FIELD編集部
登録する転職エージェントのキャリアカウンセリングの方法も確認しておくと安心です。
手順③:求人の紹介
キャリアカウンセリングの内容を踏まえ、担当のキャリアアドバイザーが保有する求人の中から希望に近いと思われる求人をピックアップしてくれます。
紹介された求人のすべてに応募する必要はないです。
ただ、応募しない場合は、その理由を添えて断るように意識することをおすすめします。
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転職FIELD編集部
自分のことを理解してもらい提案力が上がることは、転職活動で有利です。
手順④:応募書類の添削/面接対策
履歴書や職務経歴書を作成し、それを基にキャリアアドバイザーに添削してもらいます。
応募書類作成に役立つWEBツールを提供している転職エージェントに登録しているなら、スキマ時間を有効活用して短時間で作成することが可能です。
応募書類の作成後は、転職エージェント側で求人に応募してくれます。
転職エージェントの面接対策をうまく活用するのがおすすめ!
面接対策では、ビジネスマナーやよくある質問と回答例を教えてもらえる他、模擬面接も実施してくれるので積極的に参加するのがおすすめです。
手順⑤:内定後の条件交渉/入社日調整
無事に内定を獲得したら労働条件通知書を確認し、交渉の余地があれば、条件交渉を行ってから入社日の調整をします。
交渉や調整は転職エージェントが代行してくれるので安心です。
また、前職の退職のサポートを依頼することもできます。
上から目線で説教してくるむかつく転職エージェントが存在するのも事実
転職エージェントを利用し、相性の良いキャリアアドバイザーと出会うことができれば、利用満足度が高く、独自で転職活動を進める以上に転職活動の精度を上げて転職を成功させられる確率をアップすることはできます。
しかし、一方で選ぶ転職エージェントや担当になったキャリアアドバイザーのタイプによっては、高圧的で上から目線と感じる対応をされることがあるのは事実です。
キャリアアドバイザーによって経験値に差がありサポートスキルにバラつきがあったり、内定ノルマを課せられているがゆえに求職者に強引な対応をとってしまうということが少なからずあることはネット上の口コミや評判からも散見されています。
- 連絡頻度が多い
- 転職サポートの実績が浅い
- サポートを打ち切られる
- 的外れな求人を紹介してくれる
- 転職を急かしてくる
上記のような対応をされることは人ごとではないと捉えて、あらかじめ複数の転職エージェントに登録し、比較対象を用意して、万が一に備えておくことがやはりおすすめです。
転職エージェントが役に立たない…むかつく…と感じるときの対処法
「転職エージェントが役に立たない…」「転職エージェントの担当者の対応がむかつく…」と感じる場合の対処法について、以下の2つのケースに分けてご紹介します。
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既に転職エージェントに特定の担当者が定められている場合
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これから転職エージェントを利用する場合
既に転職エージェントに特定の担当者が定められている場合
転職エージェントに登録しすでに担当者が割り当てられている状況の中で転職エージェントへの違和感や相性がおもわしくないと感じた場合の対処法としては、大きく下記3つの方法があげられます。
転職エージェントがむかつく担当の場合
-
担当者の変更を申し出る
-
利用する転職エージェントを乗り換える
-
転職エージェントを利用せず、求人転職サイトで自ら求人を探し応募する
ー 担当者の変更を申し出る
担当者とのコミがュニケーションに違和感があったり、相性が良くないと感じた場合には遠慮なく担当者の変更を申し出ることも方法の一つです。
担当者変更を本人に直接伝えずらい人はメールもしくは各社転職エージェントの問い合わせ先に申し出ることで対応ください。
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転職FIELD編集部
転職への熱意を示すだけでなく、担当者との相性をはかるためにも、初期段階でコンスタントに連絡を取り合うことが大切です。
ー 利用する転職エージェントを乗り換える
担当者との相性が良くないという理由だけでなく、サービスそのものに違和感がある場合には利用する転職エージェントを乗り換えることをおすすめします。
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転職FIELD編集部
転職エージェントを複数併用すること自体は問題ないため、違和感を感じ始めたら徐々に利用する転職エージェントをシフトしていきましょう。
ー 転職エージェントを利用せず、求人転職サイトで自ら求人を探し応募する
個別サポートを受けられる転職エージェントサービスそのものとの相性が悪いと感じた場合には、求人転職サイトを利用し自ら求人を探し応募するスタイルで転職活動を進めていく方法も視野に入れましょう。
転職エージェントは転職のプロがが転職活動を一環してサポートしてくれるため効率的に転職活動を行えることがメリットです。
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転職FIELD編集部
一方で、自分のペースで転職活動を行なっていきたい人やあらゆる求人への応募を希望する人にとっては自由度が低く窮屈に感じてしまう可能性があります。
参考転職エージェントにむかつくことはある?むかつくケースと対処法を解説
これから転職エージェントを利用する場合
これから利用する転職エージェントを厳選する人は利用する転職エージェントをひとつに絞らず、相性が良さそうな転職エージェントを2〜3社併用することがおすすめです。
初めから複数を併用することで、実際に利用してみてイメージと違ったり、期待とは異なり自分はあまり役に立たないと感じた場合でもまた新たに利用する転職エージェントを定めること手間をかけずに済みます。
複数の転職エージェントを利用するメリット
比較対象があることで、使っていて相性の良さをより感じる転職エージェントが特定できることも複数併用することのメリットです。
転職エージェントの複数利用でおすすめの組み合わせを紹介!併用のメリット・デメリットとは
試しに利用すべき転職エージェントをご紹介!
こちらでは、まずは試しに利用すべき転職エージェントを厳選してご紹介します。
試しに利用すべき転職エージェントをご紹介!
- dodaエージェント
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- パソナキャリア
転職エージェントサービスについてネガティブな内容含め確認してきました。
人対人で成り立つサービスなので、転職者との相性や担当者の質の良し悪しにばらつきがあることは否めません。
しかし、独自で転職活動を進めていくよりも、効率よく転職活動としての精度を高めていけるため利用を前向きに検討してみることもおすすめです。
参考転職エージェントがむかつく!うざい!!そんな彼らを使い倒す6つの方法を一挙紹介
dodaエージェント
「doda」は業界トップクラスの求人数を保有し、幅広い転職者層に向けた個別転職支援を行う総合型の転職エージェントです。
転職エージェントサービスだけでなく、求人応募型の転職サイトやスカウト制サービスの大きく3つのサービスを展開しています。
転職者の転職活動進捗や意向に沿って、dodaひとつで必要なサービスを使い分けられることもポイント。
あらゆる業界・職種の求人を取り扱う中でも、IT業界の求人に強いことも特徴です。
転職エージェントを本格的に利用するか迷っている人や、転職するかどうかに迷いがある人にとっても利便性の高いサービスと言えます。
dodaエージェントのひどいという評判はホント?口コミ・評判の真相を徹底解説します!
dodaエージェントは、知名度が高い分、口コミ・評判には「ひどい」「使えない」といったものも多く、登録するか悩んでいる方もいるでしょう。そこで、dodaエージェントのひどい評判の真偽やメリット・デメリットに関して徹底解説しています。
リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は業界トップの求人ボリュームを取り扱う総合型の転職エージェントです。
世代や業界・職種、エリアを限定することなく、幅広いジャンルの求人を保有しています。
公開求人・非公開求人それぞれ求人案件が25万件超え。(2022年11月時点)豊富な求人と共に、数多くの利用者実績があることも強みのひとつ。
転職支援実績No.1を誇る豊かな転職ノウハウと業界を牽引する企業ならではのネットワークにより、安定感のある個別転職サポートを受けられることが魅力です。
在籍するキャリアアドバイザーの人数も多いため、相性の良い担当者と転職活動を進めていけることにも期待できます。
リクルートエージェントの評判・口コミはひどい?求人の質など徹底解説します
リクルートエージェントは、業界最多求人数を誇る大手転職エージェントです。リクルートエージェントの評判を、利用者の口コミをもとに徹底調査し、サービスや求人の質についても解説しています。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、正社員経験のある20代・30代の転職サポートに特化した転職エージェントです。
広告・人材業界大手の株式会社マイナビのネットワークを活かして、大手企業から中小企業、ベンチャー企業と幅広い企業形態の求人を取り扱っており、公開求人・非公開求人合わせて約8万件超(2023年11月時点)の求人を保有。非公開求人や独占求人が豊富であるため、好条件の求人に出会えることに期待できます。
大手競合他社がサポート期限を設けて幅広い転職者層を利用者ターゲットとしている一方で、サポート期間を無期限とし企業と求職者のマッチングにこだわって個別サポートを手掛けていることもポイントです。
社会人経験のある20代・30代の方はリクルートエージェントやdodaのみならず是非チェックしてみてください。
パソナキャリア
パソナキャリアは、人材派遣・人材紹介事業で名高い株式会社パソナが運営するハイクラス・エグゼクティブ特化の転職エージェントです。
全求人の約半数以上が800万以上。ハイクラス向けの非公開求人が60%超で独占求人も1,500件以上取り扱っています。条件交渉に長けており、年収アップ率は約61%。オリコン顧客満足度 転職エージェント部門 総合1位を2019年より4年連続獲得しているほどの安定の高実績です。
ハイクラス・エグゼクティブ専門の転職サービスですが、20代〜30代の若手社会人の利用者割合が多いことも特徴です。年収アップ・キャリアアップを目的に転職を希望している方はぜひ注目してみてください。
転職エージェントに関するよくある質問
利用する転職エージェントや担当のキャリアアドバイザーによっては「むかつく」という経験をした利用者がいることをネット上や口コミで知り、不安や疑問を持つ人もいることでしょう。
下記の通り、転職エージェントに関するよくある質問をまとめています。
転職エージェントに関するよくある質問
- Q)転職エージェントを求職者が無料で利用できるのはなぜですか?
- Q)転職エージェントがいらない人の特徴は?
- Q)転職エージェントの利用で注意すべきことはありますか?
Q)転職エージェントを求職者が無料で利用できるのはなぜですか?
求人紹介をした求職者が内定を獲得し入社した場合に、内定先から人材紹介手数料を成功報酬として受け取る仕組みのビジネスであるため、求職者から利用料をいただかなくともサービスが成り立っています。
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転職FIELD編集部
内定を得て入社に至らなければ転職エージェントが受け取る報酬はゼロであることから担当者にはノルマが課せられているのです。
Q)転職エージェントがいらない人の特徴は?
転職エージェントがむかつくと感じた場合、本当に転職エージェントが必要なのか?と疑問を持つ人も多いでしょう。
転職エージェントが必要なのかどうかは人によって異なりますが、以下は転職エージェントがいらない人の特徴の一例です。
1.自分で情報収集ができる
転職エージェントは、求人情報や企業情報などの情報収集を代行してくれますが、自分で情報収集が得意な人は転職エージェントがいらない可能性があります。
2.自己分析ができる
転職エージェントは、自分自身の強みや希望する職種などを分析してアドバイスをくれますが、自己分析ができる人は転職エージェントがいらない可能性があります。
3.面接対策ができる
転職エージェントは、面接の対策やアドバイスをしてくれますが、自分で面接対策ができる人は転職エージェントがいらない可能性があります。
4.直接企業に応募したい
転職エージェントは、自分が応募する企業を紹介してくれますが、直接企業に応募したい人は転職エージェントがいらない可能性があります。
転職エージェントは有益?
転職エージェントを利用することで、求人情報の収集や自己分析、面接対策などの手間を省ける場合があります。また、転職エージェントには業界の動向や企業の内情などの情報があり、有益なアドバイスをくれることもあります。
転職エージェントに対してネガティブな印象を持っている方、利用するか迷っている方はひとつ参考にしてみてください。
転職エージェントは使わない方がいい?使わない転職方法とは
Q)転職エージェントの利用で注意すべきことはありますか?
転職エージェントの利用満足度は担当キャリアアドバイザーの質や対応次第であり、担当者の質により転職活動の質そのものが左右されます。
転職エージェント利用時の注意点
・担当者との連絡のやりとりを疎かにしない
・提案を受けた求人に無理に応募しない
・担当者と合わない場合は担当変更を申し出るか他の転職エージェントに乗り換える
上記にあげたポイントを頭に入れたうえで、利用するメリットを最大限に得られるようにうまく利用していきましょう。
まとめ
転職エージェントや担当のキャリアアドバイザーにむかつくことはありますが、複数の転職エージェントに登録したり、変更申請したりといった対策法があります。
効率良く転職活動を進められるという点において、転職エージェントは求職者にとって有益なサービスなので、うまく活用するのがおすすめです。
短時間で転職が成功する可能性も高まります。