看護師としてこれから転職を考えている人、すでにスタート地点に立っている方は参考にしてみてください。
「看護師は転職サイトを利用しに方がいいって本当?」
「自分にあった転職活動方法がいまいちよくわからない」
などと、看護師転職を視野に入れていながらもどのように求人を探すのか、具体的な転職活動の進め方、今後のキャリアについて悩んでいる方は多いものです。
結論をお伝えすると転職サイトは基本的に活用した方がいいものですが、中には使わない方がいい人もいます。
こちらの記事では看護師の転職事情や看護師が転職サイトを利用するポイントなどを含め、以下の内容について解説します。
- 看護師の転職事情
- 看護師によくある転職理由
- 看護師が転職サイトを使わない方がいい理由
- 看護師転職サイトを使った方が良い理由
- 看護師転職で転職サイトを使った方がいい人
- 看護師転職で使わない方がいい人
- エージェント型の看護師転職サイトを利用する際の注意点
- 看護師におすすめの転職サイト
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転職FIELD編集部
参考看護師が転職サイトを使わない方がいい?本当に使わない方がいい人や転職サイトのメリットなど解説!
看護師の転職事情

看護師の転職市場は現在、売り手市場となっており、看護師たちが自身のキャリアを活かし、より良い条件の求人を求めて転職する傾向が見られます。
以下に、看護師の転職事情について詳しく説明します。
看護師の転職事情
- 看護師の離職率は高い
- 看護師転職は売り手市場
- 転職回数が多い
参考看護師が転職サイトを使わない方がいい理由8選|口コミも交えて解説
看護師の離職率は高い
『日本看護協会「2022年 病院看護実態調査」』によると、
看護師正規雇用の離職率は11.6%です。
内、新卒採用者の離職率は10.3%で、既卒採用者の離職率は16.8%。
看護師経験のある既卒採用者の離職率が目立って高いことから、転職先とのミスマッチが深刻であることがうかがえます。
看護師が活躍する施設別にみた離職率
看護師が働くのは一般の病院をはじめとし、クリニックや企業、社会福祉施設などさまざまです。
施設によって給与や労働環境、仕事内容は大きく異なっており、職場内の人間関係の濃さも異なります。
『日本看護協会「2022年 病院看護実態調査」』によると、
施設別に既卒者の離職率を比較すると数ある施設タイプの中でも「個人病院」「民間病院」の離職率が高い傾向にあり、最も離職率が高い「個人病院」では14.6%。
中でも既卒採用者においては32.1%と高離職率を叩き出しているようです。
規模が小さい個人病院では教育体制が整っていなかったり、人間関係が狭すぎたりと、大規模病院と比較すると離職に繋がりやすい要素が多い傾向にあると言えます。

看護師転職を成功させるためのコツとは?転職成功させるために利用すべき転職エージェントや転職サイトも紹介!

看護師転職は売り手市場
医療業界の拡大や高齢化社会の進展により、看護師の需要は急速に増加しています。
その結果、求人数が需要を上回り、看護師の転職市場は売り手市場となっているのが現状であり、看護師不足の地域や特定の専門性を持つ看護師は、ますます優遇される傾向にあります。
よって本来であれば、看護師たちはより自分に合った職場環境や待遇を求めて転職する選択肢が豊富であるにも関わらず、職場とのミスマッチにより本来は望まない転職を繰り返す人も少なくありません。
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転職FIELD編集部
人手不足であるがゆえに、職場環境が悪化してしまうことも懸念される看護師業界ですが、そもそも転職活動のやり方を工夫するだけでも転職先とのミスマッチを防ぐことができる可能性は大いにあります。

【看護師向け|病院以外の転職先としておすすめの転職先(施設/職種)26選】看護師の新たなキャリアを築きたい方必見!
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転職回数が多い
看護師の転職回数は比較的高い傾向にあります。
これは、看護師たちが自身のスキルや経験をさまざまな環境で活かし、成長を促すために転職を選択するケースが多いからです。
看護師の職場環境は様々であり、勤務条件や雰囲気、給与などが異なるため、自分に合った職場を見つけるための転職が行われることが多いです。
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転職FIELD編集部
また、病院やクリニックの経営状況や体制の変化、個人のキャリアアップのためにも転職が行われることがあります。
参考看護師転職サイトおすすめランキング比較16選【失敗しない選び方も解説】
看護師によくある転職理由

以降では看護師によくある転職理由について確認しておきたいと思います。
看護師によくある転職理由
- ライフステージの変化(結婚・出産・育児)
- 労働環境が悪い/残業が多い
- 人間関係が良くない
- 給与への不満
参考看護師転職サイトは使わない方がいい?利用者の口コミや使うべき人の特徴
ライフステージの変化(結婚・出産・育児)
結婚や出産、育児など、ライフステージの変化は看護師において転職や退職をするきっかけとなりやすい出来事のひとつです。
ライフイベントにより、働き方や勤務時間の制限が生じて雇用形態の変更や充実した待遇を求めざるえない状況になる方も多いことでしょう。
家庭との両立を図りながら働きやすい環境を求めることは致し方なく、家庭との両立を図りながら働きやすい環境を求めることは致し方なく、仮に退職という道を選んでも国家資格である看護師は復帰しやすい職種であることは強みと言えます。
労働環境が悪い/残業が多い
残業の多いなどの労働環境の悪さは、看護師が転職を考える代表的な原因のひとつと言えます。
特に忙しい医療現場で仕事をする看護師は患者の状況に応じて残業を余儀なくされたり、人手不足により長時間労働を強いられることも少なくありません。
忙しい勤務スケジュールや人手不足による負担の大きさ、ストレスや過労などが原因で、自身の健康や生活に悪影響を及ぼすことがあるため、より働きやすい環境を求めて転職するケースもあるのが現実です。
労働環境が良くない
看護師の転職理由の一つとして、現職の人間関係が良くないことが挙げられます。
職場内でのコミュニケーションの問題やパワーハラスメント、チームの協調性の欠如など、人間関係の悪さが働くモチベーションや職場満足度に影響を与えることがあります。
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転職FIELD編集部
そのため、良好な人間関係を築ける職場を求めて転職を検討することがあります。
参考看護師転職サイトおすすめランキング比較16選【失敗しない選び方も解説】
給与への不満
給与への不満も、看護師が転職を考えるきっかけになりやすい要因のひとつです。
看護師の給与は、責任や専門性を考慮すべきポジションであるにも関わらず、給与が精神的・肉体的負担に見合わず働き手の不満が募るケースは珍しくありません。
今の職場にいてはすぐに改善を期待できるわけもなく、経済的な面やキャリアアップのために給与水準の向上を求め転職を選択することは決して否定すべきことではありませんが、転職先を選ぶ際にで給与に固執しすぎないよう注意が必要です。

看護師は派遣の方が稼げるのは本当?派遣で働くメリット・デメリット、職場・派遣先選びの注意点
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看護師が転職サイトを使わない方がいい理由(デメリット)

転職サイトは看護師が新たな職場を見つける手段の一つですが、利用する際には注意が必要です。
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転職FIELD編集部
以降では、看護師が転職サイトを使わない方がいい理由/デメリットについて詳しく説明します。
看護師が転職サイトを使わない方がいい理由(デメリット)
- 看護師転職サイトを活用した転職の離職率が高い
- キャリアアドバイザーの対応の質は色々
- 希望の求人を紹介してもらえないことも
- 強引に転職を勧められることも
参考看護師転職サイトは使わない方がいい?利用すると不利といわれる理由と解決策
看護師転職サイトを活用した転職の離職率が高い
一部の統計によれば転職サイトを利用して転職した看護師の中には、比較的早期に再び転職をするケースが多いとされています。
これは、転職サイトを通じての求人情報が自身の希望や要求に合わない場合や、職場環境の情報が不足していたり、実際の職場での実態が予想と異なることがあるためです。
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転職FIELD編集部
適切な情報収集や慎重な選択が行えない場合、転職の後悔や離職のリスクが高まる可能性があります。
キャリアアドバイザーの対応の質は色々
転職サイトでは、キャリアアドバイザーが看護師の転職をサポートしてくれますが、その対応の質は一様ではありません。
こんなキャリアアドバイザーには注意!
・上から目線で接してくる
・希望条件とマッチしない求人を紹介される
・強引に求人に応募させる
・希望する業界に詳しくない
一部の転職サイトでは、経験や知識の豊富なアドバイザーがサポートを行っていますが、中には情報の提供やアドバイスが不十分な場合もあります。
アドバイザーの在籍状況によっては担当者変更を断られるケースもありますが、アドバイザーの在籍状況によっては担当者変更を断られるケースもありますが、一般的にエージェント型の転職サイトでは担当者の変更を希望することが可能です。
キャリアアドバイザーとのコミュニケーションをはかっていながらも意思疎通や対応に違和感がある場合は、担当者変更を申し出る判断をとる、または他の転職サイトへの乗り換えへと移るようにしましょう。
看護師のキャリアや希望を正確に理解し、適切なサポートを提供してくれるキャリアアドバイザーを見つけることが重要です。
希望の求人を紹介してもらえないことも
転職サイトに登録しても、必ずしも希望の求人情報を紹介してもらえるわけではありません。
看護師としての経験が浅かったり、タイミングとして求人数が限られている場合、また希望条件に合致する求人が少ない地域などが原因で、なかなか理想的な求人情報に出会えないことがあります。
特に特定の地域や専門性が求められる場合は求人情報の収集範囲が狭くなり、希望に沿った求人を見つけることが難しくなることが考えられます。
強引に転職を勧められることも
一部の転職サイトでは、利用者に対して半ば強引に内定承諾を勧めるようなこともなきにしもあらずです。
ココに注意
自身の希望や条件を軽視され、無理に転職を勧められることで、本来の目的や満足度を満たす転職が難しくなる可能性があります。
このようなビジネスの仕組みが求人案件の紹介や自身の成果を追求する担当者の強引な対応に繋がっていることは否めません。

看護師転職を成功させるためのコツとは?転職成功させるために利用すべき転職エージェントや転職サイトも紹介!

参考看護師転職サイトは使わない方がいい?使うべきかの判断基準を解説
参考看護師転職サイトは使わないほうがいい?闇は本当なのか100人へアンケート
看護師転職サイトを利用するうえで知っておきたい裏事情

看護師転職サイトを利用するにあたって、人材紹介サービスである転職サイト(転職エージェント)の仕組みに関する把握しておくべきポイントは下記の通りです。
看護師転職サイトを利用するうえで知っておきたい裏事情
- 求職者が無料で利用できる理由
- 法律上求職者の登録を拒むことができない
看護師の転職で看護師転職サイトを使わない方がいいという声が生じてしまう背景として、上記「転職サイト(転職エージェント)」そのもののビジネスの仕組みが大きく起因しています。
以降で詳しく確認していきましょう。
参考3社使った現役Nsがビビった看護師転職サイトの15の闇デメリット
求職者が無料で利用できる理由
看護師向けの転職サイト(転職エージェント)に限った話しではなく、そもそも転職エージェントビジネスは求人を紹介した求職者が内定を獲得・承諾した場合に、求人先企業・施設から一定割合の報酬を人材紹介料として受け取る仕組みとなっています。
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転職FIELD編集部
看護師転職サイトの場合、人材紹介手数料の相場は年収の20%程であることが一般的です。
また、前提として以下の通り法律(「職業安定法」 )上、原則求職者から手数料を徴収してはならない定めがあるのです。
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有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
出典:職業安定法
よって求職者の利用料負担がなくとも、ビジネスとして成り立っているのです。
法律上求職者の登録を拒むことができない
看護師転職に限らず下記法律(「職業安定法」 )上、求職者の登録を拒否するを禁じられていることから各転職サイトに登録すること自体を断られることはありません。
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第五条の六 公共職業安定所、特定地方公共団体及び職業紹介事業者は、求人の申込みは全て受理しなければならない。ただし、次の各号のいずれかに該当する求人の申込みは受理しないことができる。
一 その内容が法令に違反する求人の申込み
二 その内容である賃金、労働時間その他の労働条件が通常の労働条件と比べて著しく不適当であると認められる求人の申込み
三 労働に関する法律の規定であつて政令で定めるものの違反に関し、法律に基づく処分、公表その他の措置が講じられた者(厚生労働省令で定める場合に限る。)からの求人の申込み
四 第五条の三第二項の規定による明示が行われない求人の申込み
五 次に掲げるいずれかの者からの求人の申込み
イ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成三年法律第七十七号)第二条第六号に規定する暴力団員(以下この号及び第三十二条において「暴力団員」という。)
ロ 法人であつて、その役員(業務を執行する社員、取締役、執行役又はこれらに準ずる者をいい、相談役、顧問その他いかなる名称を有する者であるかを問わず、法人に対し業務を執行する社員、取締役、執行役又はこれらに準ずる者と同等以上の支配力を有するものと認められる者を含む。第三十二条において同じ。)のうちに暴力団員があるもの
ハ 暴力団員がその事業活動を支配する者
出典:職業安定法(第5条の6)
看護師転職サイトを使った方が良い理由(メリット)

「看護師が転職サイトを使わない方がいい」というのは極端な表現であり、実際は一部の看護師を除き基本的には使った方がいいけれど使い方にはコツが必要と認識しておくべきです。
以降では看護師が転職活動をする際に転職サイトを使った方がいい理由について、転職サイトを利用するメリットとサービスの特徴と共にご紹介します。
看護師転職サイトを使った方が良い理由(メリット)
- 機能を活用し効率よく転職活動を勧められる
- 求人数が豊富
- 非公開求人とのご縁にも期待できる
- エージェント型であれば個別に転職サポートを受けられる
- 看護師転職にまつわる転職/トレンド情報を入手しやすい
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転職FIELD編集部
転職サイトを利用する際は先にご紹介したデメリットを回避し、メリットを最大限に活用していくことが大切です。
機能を活用し効率よく転職活動を勧められる
看護師転職サイトは様々な便利な機能を提供しており、求人検索機能を使って応募したい求人を探す機能の他に、自分に合った求人を紹介してもらえる「人材紹介型」のサービスを提供している場合があります。
求人応募型 | ・求職者自らが求人検索のうえで応募 |
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人材紹介型 (エージェント型) |
・事前の面談を経て、エージェントの担当者から適切な求人を紹介してもらい、魅力を感じたら応募へと進む |
一般的に転職エージェントと呼ばれる人材紹介型のサービスを提供する転職サイトでは、自分の希望条件に合った求人を検索できる機能や、履歴書や職務経歴書の添削支援や転職後のアフターフォローなど転職活動を一貫してサポートしてもらうことができます。
転職サイトの機能やサービスを積極的に駆使することで、効率的に転職活動を進められる確率が高まるのです。
求人数が豊富
看護師転職サイトは多くの医療機関や病院、その他施設と提携しており、豊富な求人情報を提供しています。
求人検索機能を活用し求人を探す際には地域や職種、労働条件など、さまざまな条件で求人を絞り込むことができるため、自分に最適な転職先を見つける可能性が高まります。
人材照会型のサービスを活用する際は自分で応募する求人を選ぶことはできませんが、担当者が求職者のキャリアや希望に適切な求人を見つけ次第求人紹介を受けることができる仕組みです。
取り扱い豊富な求人の中からプロの視点で求職者にマッチする求人を紹介してもらえることに期待できます。
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転職FIELD編集部
自分のキャリアや希望に応じた職場にこだわるなら、転職サイトは使わない方がいいどころか利用は不可欠と言えますね。
参考 看護師転職サイトの闇はホント?闇がと呼ばれる原因と対策法・選び方まで徹底解説!
非公開求人とのご縁にも期待できる
看護師転職サイトの中には、非公開求人も掲載されています。
非公開求人とは、一般には公開されていない求人情報であり、専門のコンサルタントやエージェントを通じて紹介されることが多いです。
非公開求人は競争率が低く、条件の良い求人が多い傾向にあります。
ココがポイント
看護師転職サイトを利用することで、非公開求人との出会いも期待できます。
人材紹介型(エージェント型)であれば個別に転職サポートを受けられる
一部の看護師転職サイトは、エージェント型のサービスを提供しています。
エージェントは専門のキャリアコンサルタントであり、個別のニーズや希望に合わせて転職サポートを行ってくれます。
履歴書の書き方や面接対策、交渉の仕方など、転職活動全般にわたるサポートを受けることができます。
看護師転職にまつわる転職/トレンド情報を入手しやすい
転職エージェンんとでは、看護師の転職に関する情報やトレンド情報を提供しています。
新しい医療技術や施設の開設、働き方改革に関する情報など、看護師の転職に役立つ情報を入手することができます。
これにより、自身のキャリアパスや将来の方向性を見極めることができるでしょう。
よって、看護師転職エージェントの利用は、看護師の転職活動をサポートし、より良い転職先を見つけるための有効な手段と言えます。
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転職FIELD編集部
看護師向けの転職エージェントを利用する様々なメリットを存分に活かし、最適な職場への転職を実現していきましょう。
参考【要注意】看護師転職サイトのデメリット4選|失敗しない利用法や仕組みを解説
看護師転職で転職サイトを使った方がいい人

看護師転職で転職サイトの利用を使った方がいい人
- 初めて看護師転職をする人
- 医療機関以外でも仕事をしてみたい人
- 幅広い求人の中から自分にとってベストな求人を選びたい人
- 看護師として働くうえでの期間や条件が明確な人

看護師が転職で失敗しないための具体的な方法や注意点、職場選びのコツとは?

使った方がいい人①:初めて看護師転職をする人
看護師転職は大きな決断であり、初めて転職を経験する方にとっては戸惑いや不安がつきものです。
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転職FIELD編集部
特にエージェント型の看護師転職サイトは、求職者にあった求人情報を厳選紹介のうえで個別に転職サポートを行ってもらえるため、効率的に的を得た転職活動を進められることに期待できます。
サイト内の機能を活用、またコンテンツの情報を取り入れながら、自分に合った転職先を見つけることができるでしょう。
使った方がいい人②:医療機関以外でも仕事をしてみたい人
看護師の資格は医療機関だけでなく、さまざまな場所で活かすことができます。
例えば、病院での医療行為以外にも、訪問看護や企業内保健師、保育施設や学校での看護師など多様な働き方の選択が可能です。
看護師転職サイトを利用することで、医療機関以外の求人情報や異業種での転職先、常勤以外の雇用形態の求人などを探すことができます。
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転職FIELD編集部
医療機関以外の仕事に興味がある方は、転職する意志が固まっていなくとも直接求人応募ができる転職サイトに登録し、転職する場合の選択肢について市場調査してみることをおすすめします。
使った方がいい人③:幅広い求人の中から自分にとってベストな求人を選びたい人
看護師転職サイトには、豊富な求人情報が掲載されています。
地域や勤務形態、専門領域など、自分の希望条件に合った求人を絞り込むことができます。
また、転職サイトの機能を活用することで、給与や福利厚生、キャリアパスなどの情報も比較しやすくなります。
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転職FIELD編集部
自分にとってベストな求人を見つけるために、看護師転職サイトは役立つでしょう。利用する転職サイトはひとつに絞らず、2〜3社まずは併用することもおすすめです。
使った方がいい人④:看護師として働くうえでの期間や条件が明確な人
一定の期間や特定の条件で働きたいという人にとっても、看護師転職サイトは便利です。
例えば、正社員・パート・派遣などの雇用形態や、日勤のみ・夜勤のみなどの勤務スタイルにこだわる場合もあります。
転職サイトでは、自分が求める期間や条件に合致した求人情報を絞り込むことができます。

おすすめの転職サイトまとめ|職業別・地域別のサービスもご紹介します!

参考看護師の他職種への転職|看護師におすすめの別の仕事14種や資格5種などを解説
参考看護師は4年目の転職がベスト?辞めたい理由とおすすめの転職サイトを紹介
看護師転職で転職サイトを使わない方がいい人

看護師転職サイトは看護師としてのキャリアと向き合う多くの方にとって利便性の高いサービスですが、以下にあげる方にはあまりおすすめできない場合もあります。
看護師転職で転職サイトの利用を使わない方がいい人
- 国公立の病院への勤務を希望する人
- 人の意見に流されやすく優柔不断な人(エージェント型)
- 自分のペースで転職活動を進めたい人(エージェント型)
使わない方がいい人①:国公立の病院への勤務を希望する人
国公立の病院は一部の例外を除き、一般的な看護師転職サイトでは求人が限られているため転職サイトのみの利用では国公立の求人とのご縁は難しいと認識しておきましょう。
国公立の病院に関する求人について転職サイトで保有する数が少ない背景としては下記の通りです。
転職サイト上で国公立の病院の求人が少ないのはなぜ?
・新卒採用が多く中途採用が少ない
・独自の採用ルートを持っていることが多く、公募が行われない場合が多い
・直接応募やハローワークでの募集で求人枠が埋まるため、費用をかけて転職サイトに求人掲載する必要がない など
よって、国公立の病院への就職を希望する場合には、別の情報源や直接の応募が必要になることが一般的です。
使わない方がいい人②:人の意見に流されやすく優柔不断な人(エージェント型)
一部の看護師転職サイトはエージェント型のサービスを提供しています。
エージェント型の転職サイトでは求職者に適切な求人があり次第求人を紹介、選考対策、相談など転職活動における各ステップを一環してサポートしてくれる利便性の高いサービスです。
個別サポートを受けられる仕組みであるがゆえに、エージェントによるアドバイスや意見に流されてしまい、自分の本当に望む転職先や条件を見失ってしまう可能性もあります。
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転職FIELD編集部
優柔不断な性格や自己判断力を重視する方はエージェントとの向き合い方には注意して利用する、また自分のペースで転職活動を進める方が適していると言えます。

転職エージェントは使わない方がいい?使わない転職方法とは

使わない方がいい人③:国自分のペースで転職活動を進めたい人(エージェント型)
エージェント型の看護師転職サイトでは、コンサルタントやエージェントが個別のサポートを提供してくれます。
しかし、転職活動の進捗やスケジュールはエージェントに合わせる必要があります。
自分のペースで転職活動を進めたい人には、エージェント型のサービスは適していない場合があります。
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転職FIELD編集部
自分のスケジュールやタイミングに合わせて転職活動を進めたい方は、自己主導で情報収集や応募を行う方が好ましいでしょう。

【目的別に紹介】おすすめの転職エージェント19社を徹底比較!

エージェント型の看護師転職サイトを利用する際の注意点

エージェント型の看護師転職サイトは個別のサポートを提供してくれるため、スムーズな転職活動をサポートしてくれますが、以下の点には注意して利用するようにしてください。
エージェント型の看護師転職サイトを利用する際の注意点
- 複数利用していることを早めに伝えてスケジュール管理をサポートしてもらう
- 複数利用していることを早めに伝えてスケジュール管理をサポートしてもらう
- 複数の転職サイトから同じ求人に応募しない
複数利用していることを早めに伝えてスケジュール管理をサポートしてもらう
複数のエージェント型の看護師転職サイトを利用している場合、各サイトで異なる求人案件が紹介される可能性があります。
複数の求人に応募することがある場合、早めに各エージェントにその旨を伝え、スケジュール管理や重複応募の防止をサポートしてもらうことが重要です。
誠実なコミュニケーションを通じて、スムーズな転職活動を進めましょう。
担当者とのコミュニケーションをないがしろにしない
エージェント型の看護師転職サイトでは、担当者が個別にサポートを行います。
担当者は求人情報や面接の調整など、重要な役割を担っています。
コミュニケーションを丁寧に行い、自分の要望や状況を正確に伝えることで、より適切な求人案件を提案してもらえるでしょう。担当者との信頼関係を築きながら、円滑な連携を心がけましょう。
複数の転職サイトから同じ求人に応募しない
異なるエージェント型の看護師転職サイトを利用している場合、同じ求人案件が複数のサイトで掲載されることがあります。
しかし、同じ求人に複数のエージェントを介して応募するのは好ましくありません。
ココに注意
これは病院や施設にとっても迷惑となり、信頼関係を損ねる可能性があります。求人案件に対しては一貫性を持ち、適切なエージェントとの連携を図ることが重要です。

転職エージェントの複数利用でおすすめの組み合わせを紹介!併用のメリット・デメリットとは

使った方がいい!看護師におすすめの転職サイト

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看護師におすすめの転職サイト
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看護roo!
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